こんにちは、16期生の水口です。
今日は、「統計ダッシュボード」を使ってみた感想を書いてみます。
統計ダッシュボードは、国や民間企業等が提供している主要な統計データを無料で提供しているWEBサイトです。
利用者は様々な切り口でデータを抽出することができる上、テキスト形式のデータだけでなく、グラフ化することもできます。
使ってみての特長は、次の3点です。
1.多様なデータの検索や抽出がすぐにできる
データは、人口・世帯、労働・賃金、鉱工業、商業・サービス業、企業・家計・経済、住宅・土地・建設、運輸・観光、教育・文化・スポーツ・生活など多様な分野を網羅しています。
それらの分野のデータについて、都道府県や市区町村などのエリア単位で抽出できるほか、抽出するデータの期間を自由に設定することができます。
診断報告書や補助金申請書を作成するとき、支援先の外部環境を調査しますが、統計ダッシュボードに欲しいデータがないか確認すると良いと思います。
データ検索は容易にできますし、欲しいデータがあれば、それをグラフ化して取り出すこともできます。
2.アニメーションで時間的な変化が分かりやすい
一般に、統計データは紙ベースでの提供がほとんどだと思いますが、
統計ダッシュボードには、統計データをアニメーションで確認する機能を搭載していますので、過去から現在までのデータ遷移が視覚的に確認できました。
また、その時期にどんな社会事象があったのか、併せて表示する付随機能もあります。
外部環境の変化には、コントロールできない社会事象が影響していることが少なくありません。
グラフ上に社会事象を表示されることで、データの増減の原因を考えるのに役立つと思います。
3.何といっても操作しやすい
画面インタフェースは見やすく、誰でも容易に利用できるようになっていました。
データを抽出する開始期間~終了期間の設定は、数字を入力させるのではなく、マウスで範囲指定して操作できるようになっています。
操作が苦にならないと、どんどん利用してみようと思いますね。
今後このような便利なWebサイトを活用して、より品質の高い報告書を短時間で作成していければと思います。
まだ「統計ダッシュボード」にアクセスされていない方は、この機会にぜひ一度お試しを!
■統計ダッシュボード
http://data.e-stat.go.jp/dashboard/
16期生 水口