こんにちは。17期の金岩由美子です。
以前に「企業内診断士の有効活用」について、中小企業庁とともに検討していく旨を
このブログで記載しましたが、先日第一回目の中小企業庁との意見交換会を実施し、
「金」「時間」「機会」の切り口で現状の課題とその対策案を提示しました。
なかでも「副業・兼業」の普及推進を重要事項として依頼しています。
その為には、企業にとってのメリットを訴求する必要があり、すでに導入済み企業に
勤める小野田さん、錦織さんのご協力を得て、以下のようにまとめました。
(ご協力ありがとうございました)
A)副業の時間を取るため、早く帰りたいので
・社員が効率よく働こうとする
・残業代が減る
B)副業で何かスキルや知識を身につけるので
・副業で得たスキルや知識や人脈が本業に活用できる
・社員により専門性を磨かせ、スキルアップさせることができる
C)労働の構造変化に対応したテレワークや副業OKが勤務先選定の条件になるので
・優秀な人材が採用しやすい、定着率がアップする
D)副業を申告させることで
・勝手な副業による企業イメージ、ブランド毀損を防ぐ
社会保険料や雇用保険料の負担のあり方など課題が多いのも事実なので
そのあたりの支援を依頼しています。
ご担当の濵田さまからも、副業・兼業の普及推進の他、実務機会のマッチングや
中小企業診断士制度の見直案が提示され同じ方向性であることがわかりました。
独立診断士と棲み分け・協力する事で自分たち診断士にとっても、中小企業にとっても、
政府にとってもメリットが出せる「中小企業診断士」でありたいと考えています。