東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

松山選手、日本人初のマスターズ優勝

2021-04-14 12:00:00 | 20期生のブログリレー

 こんにちは、20期生の岡田です。
 今回のブログは、ゴルフに関連した話題にしたいと思います。

 先日開催された、男子ゴルフの海外メジャー大会「マスターズ・トーナメント」で松山英樹選手が日本人初の優勝という快挙を成し遂げました。おめでとうございます。コロナ禍のニュースが増えている昨今、こういう明るいニュースは活力と良い刺激になります。

 最近は日本人スポーツ選手が海外で活躍している姿を見る機会が増えた気がします。男子ですとサッカーや野球、バスケットボールでもNBAで活躍する選手が出てきました。ゴルフに関しては、多くの選手がアメリカツアーやヨーロッパツアーに挑戦しており、大会で優勝選手もいましたが、メジャー大会での優勝は松山選手が初めてです。マスターズ・トーナメントは4大メジャー大会でも特徴的な大会として知られおり、1934年からずっとオーガスタ・ナショナルゴルフクラブで開催されています。優勝者には大会出場の永久シードが与えられ、ゴルフコースのメンバー入りも許されるようになります。世界のゴルファーが同じ場所で開催される大会の出場と優勝を目指しているあたりは、日本の高校野球で甲子園を目指すような象徴的な意味合いもあります。この大会で日本人初、アジア人初の優勝を成し遂げたことは、歴史的な出来事です。

 ゴルフ競技では、日本人女子の活躍も目立つようになりました。2019年の全英オープンで渋野日向子選手が優勝して、「スマイルシンデレラ」と呼ばれていたのも記憶に新しいと思います。すでに引退した宮里藍選手や現在アメリカツアーで活躍している畑岡奈紗選手も海外で活躍しています。海外だけでなく日本女子ゴルフ国内ツアーも注目を集めており、ここ数年はツアー大会数や賞金が増加傾向にあります。コロナ禍で大会中止や無観客開催となっていますが、選手の活躍を見るのは楽しいものです。

 このようなスター選手の誕生やコロナ禍の影響で、ゴルフの人気が上昇しているとの報道を見ます。経済産業省の特定サービス産業動態統計調査によると、ゴルフ練習場の売上高と利用者数は増加傾向を示しています。ただし、ゴルフ場の売上高は、まだ増加傾向とは言えない状況です。最近人気が上がっているゴルフですが、令和元年度に発表された経済産業省の「商取引・サービス環境の適正化に係る事業報告書」によると、1996年から2018年にかけて減少傾向をたどっていました。1996年はゴルフ場17,630億円、ゴルフ用品5,620億円、ゴルフ練習場2,500億円の計25,750億円であったのに対し、2018年はゴルフ場8,540億円、ゴルフ用品3,430億円、ゴルフ練習場1,240億円の計13,210億円とほぼ半減しています。一度減少したゴルフ市場が、これからどの程度回復するのか注目しています。

 私自身は20代でゴルフを始めて細々と25年間続けています。始めて10年くらいはベストスコアを少しずつ更新していましたが、その後はラウンド数も減ったこともあり低迷期となりました。最近は、かつてのベストスコアに近いスコアが出ることもあり、体力だけではないゴルフの奥深さや面白さを感じるようになっています。古くから交流の場として利用されているゴルフが再度脚光を浴びる日も来るのではないかと考えている今日この頃です。

最後に、松山選手をはじめ日本人ゴルフ選手の今後の活躍を祈念いたします。このブログにお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする