こんにちは。稼プロ!20期生のながいち!です。
4月1日、多くの企業が新年度に入りました。
学校を卒業したばかりの新人が、あたらしくビジネスの世界に足を踏み入れます。
私事ですが、愚息も今日から社会人の仲間入り。
どんな顔で入社式に臨んでいることやら。
さて、日頃ビジネスで使っている日本語を解説した、面白いサイトがありましたので紹介します。
日本で働く外国人のための転職・就職情報サイト「NINJA」に掲載されている連載企画「学校では教えてくれないビジネス日本語講座」です。
「学校で習ったことがない」「辞書にも載ってない」、日本人のビジネスマンたち使う摩訶不思議な日本語を、外国人の方にもわかりやく紹介する講座形式のコラムです。
普段当り前に使っているビジネス用語ですが、外国人ライターによる正確かつ巧みな表現の解説を読むと、ことばに日本文化が染みついていることを再認識させられます。
日本流のビジネスの進め方、コミュニケーションの取り方、ことば感覚が垣間見えて興味深いです。
また、定義や使用法も書かれているので勉強にもなります。
現在公開されているのは約70語。
その中から、「摩訶不思議度」が高そうなことばを分類して、ピックアップしてみました。
【ビジネスの進め方に関する日本語】
落としどころ、 投げる、 持ち帰る、 もんでおきます、 勉強する、 ホウレンソウ、 根回し、 自粛、 忖度、 手弁当
【コミュニケーションに関する日本語】
お世話になっております、 お疲れ様です、 ご教授願います、 (会社名)さん、 逆に
【日本語ならではの婉曲表現】
大丈夫、 難しいです、 出世払いで、 バタバタしておりまして、 失念しておりました、 ~なくはない
【日本語ならではの感覚的表現】
いってこい、 うまい話、 ぱっとしない、 ざっくり・ざくっと、 ケツ・オシリ・マツ
【日本語ならではの英語の略語】
ブレスト、 モチベ、 ゴーする、 キャパ
こんな感じです。
「もんでおきます」「勉強する」「いってこい」には、若い人には通じないことがある、とも書いてありました。
確かに昭和っぽい、ビジネス日本語です。
「ざっくり・ざくっと」を使うシーンは、次のようなものでしょう。
上司 「この設備投資、ざくっとどのくらいになるかな?」
部下 「ざっくりですが、30百万円くらいではないですか?」
みなさんもご経験のとおり(?)、日本のビジネスシーンでは「ざっくり・ざくっと」を使ったこの会話で、上司の頭には「今回の設備投資=30百万円」の図式がほぼ固定されます。
「ざっくり・ざくっと」を使った会話は、けっこう怖いものであることを、本当は付記しておいてほしいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
興味を持たれた方は、こちらのリンクからどうぞ。
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