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海外出張、平常心で時差ぼけを克服する!

2022-12-08 12:00:00 | 22期生のブログリレー

 22期の常木です。師走ですね。皆さん今年はどんな年だったでしょうか。2021年12月登録の私は実質的に1年目。稼プロともご縁をいただき、多くの仲間とめぐり逢えました。一方で転職活動の成果が出て、3年の時を経て再び外資系日本法人のビジネスの最前線に戻ってきました。

 

 そんな中でまた海外出張も増えてきました。今の行先は主にニュージーランドなので、最大4時間の時差となり、時差ぼけはそんなに厳しくはありません。しかし、時差14時間のフィラデルフィアを定期的に訪問していた8年間は本当に時差ぼけとの闘いでした。「寝ないと明日の会議に響く」とか、「あと朝まで3時間しかない」とか、「日本ではみんな働いている時間帯だからメールでもチェックしようか」などと考えたら最後、焦りが生じて眠れなくなります。そんな私のトライ・アンド・エラーの歴史をお話ししたく思います。

 

 まず、「陽に当たる」。体に現地の時間を刻み込ませようと、敢えて早めに現地に入ってゴルフやジョギングをして、太陽の光に自分の体をさらす時間を作りました。これ非常に理にかなっていそうなのですが、あまり効果がありませんでした。最初の夜は疲れて眠るのですが、2日目の夜からは元の日本時間が蘇ってきてしまいました。

 

 次は薬です。メラトニンは副作用もなく植物由来で体に優しい薬であると聞きましたので、それを服用して眠りについたものです。確かにその時は多少眠れます。ただ熟睡はできなくて、途中で起きてしまいがちでした。それに加えて、帰ってきてから日本時間に戻すのが非常に難しくたまに眩暈を起こしたりして、こちらの辛さが上回ったので、長続きはしませんでした。

 

 機内での過ごし方も工夫を試みました。出張者と思しき人をよく観察していると、飛び立って間もなくアルコールを一杯あおって、食事が来る前に寝袋に入って寝入ってしまう人がいます。ナイトフライトならまだしも、午前10時成田発のワシントンDC行の機内でのことです。これは、ビジネスクラスで味わえる料亭レベルの日本料理や良質のステーキを諦めることを意味します。私には絶対できません。美味なる料理を諦めることを考えたら、時差ぼけの一つくらい受け容れたいですよ。

 

 結局何の解決策も示すことが出来ずに、ここまで来ています。それではブログにならないので、海外出張に明け暮れている方からのアドバイスを一つ紹介します。その方曰く、「一日の時間が真逆の国に行って、眠たくない時間に寝るというのは異常なことで、非常に体力のいる作業です。とにかく体を休める意味で、長い時間ベッドの中にいて横になってボーっとしていてください。そして眠れなくてもいい、体は休まっているのだと考えるようにして下さい。」というものでした。この話を聞いてからは、8時間でも9時間でもベッドの中で目をつむったり考えごとをしながら、この言葉を実践しています。3時間ごとに起きてしまって、しばらく眠れないこともありますが、合計すると6時間ほど眠れていたりします。全ては心の持ち方次第、平常心が全てに勝るのでしょう。

 

 それでは、Bon voyage!

コメント (2)
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