皆さん、こんにちは。講師の富岡です。
先日ある企業で「SDGs」をテーマに研修を行いました。
その企業では、コンプライアンス、CSRについての研修を定期的に
行っていまして、今回もその一環です。
SDGs(Sustainable Development Goals, 持続可能な開発目標)は、
2015年9月、ニューヨークの国連本部で行われた国連サミットで採択
された、国連加盟193か国が達成を目指す2016年から2030年までの
国際目標です。
共通理念「誰ひとり取り残さない」という考えのもと、環境問題、社会問題、
経済問題に関する17の目標とそれを達成するための169のターゲットが
設定されています。
このことを調べていて、いかに日本に住む私たちが恵まれているかという
ことを感じた次第です。
例えば、目標1「貧困をなくそう」。現実の課題として、1日1ドル90セント
という国際貧困ライン未満で暮らす人々は7億8300万人に上る。
目標2「飢餓をゼロに」。世界人口の9人に1人(8億1500万人)が栄養不良に
陥っており、開発途上国では、栄養不良率が人口の12.9%に達している。など。
私自身、SDGsに関連して何が出来るか、考えて実行しようと決意を新たにすると
同時に、こんなに恵まれた環境に生きているのだから、小さいことで不平不満を
抱いたらいかんな、と思った次第です。
富岡 淳