22期の藤川豊です。
ワールドカップも準々決勝ですね。そんな中ですが、今日の話題はサッカーではなく野球です(笑)。
先日、学生野球のトーナメント大会である明治神宮野球大会を、神宮球場に見に行きました。この大会は、大学の部には、全国の大学野球リーグ秋季大会の優勝チームなどの中から11チーム、高校の部には、全国の各秋季地区大会で優勝した10チームが出場し、毎年11月に開催されます。
目当てとして、大阪桐蔭高校のプレーを見たかったのですが、試合はもちろんのこと、私が感動したのが、試合前のシートノックです。ノッカーが、ボールを取りにくくするためにあえて逆回転をつけながら、選手の少し横にボールを飛ばす超正確なノックや、ボールを捕る選手の流れるようなグラブさばきに、思わず見入ってしまいました。シートノックは7分間と短いのですが、ノッカーと選手のリズム感や躍動感が非常に高く、普段の練習の雰囲気やチームの色も出て、見てて楽しい、あっという間の7分間でした。
そんなシートノックについては、PL学園高校野球部元監督の名将、中村順司氏が、以前にこんなことをおっしゃっています。「大阪桐蔭は試合前のシートノックで、すでに相手を圧倒している。スピード感もあり、1歩目が非常に早く、ノッカーがボールを上げた瞬間から動いて準備をしている。野手は待つと不安になる。自分から動くといい」。確かに選手の動きを見ていて、その通りだと思いました。
待っていると不安になるのは、様々な場面で共通することが多いのではないかと思います。診断士活動でも、仮説を持ちながら動く、いわゆる「行動先行型」を心がけたいと考えています。色んなことがあって多少へこんでも(^^;)、動きながら、素早くリカバリー!をしていきたいと思った次第です。