みなさま、こんにちは。
稼プロ!事務局(23期生)の南と申します。
昨年度(23年7月~24年6月)は現役稼プロ!塾生として、毎月1回以上(計17回)ブログ投稿してまいりましたが、今期(24年7月~25年6月)はこれが初投稿となります。なんかとても久しぶりな感じです。
これまで、私は比較的自分の趣味に走ったブログを書いてきており、特に30年来のファンであるF1については何度も取り上げてきました。なので、今期初回はF1ネタで行こうと思います。
皆さん、パリオリンピックは楽しまれたでしょうか?このブログが公開されるころはもう最終盤ですが、日本勢の活躍も素晴らしかったですね。
さて、世界三大スポーツイベントと言えば、オリンピック、サッカーワールドカップ、F1だと一部で言われています(一方で、3つめはツールドフランスだという説もあるので、いろいろなようですね)。
オリンピック、サッカーワールドカップと違い、毎年20戦前後開催されるF1は商業面でコンスタントに数字を出すことができます。また、商業面を露骨に前面には出しにくいオリンピックやサッカーと比べて、「スポンサーが前面に出るF1では商業面も競技の一部と割り切っている」のがF1だと、私は思っています。
先月、現在のチャンピオンチームである「レッドブル・ホンダ」チームの二人いるドライバーの一人(メキシコ人のペレス選手)の成績が振るわず、8月に更迭との噂がありました。同チームには、ホンダのバックアップを受けている日本人ドライバー、角田裕毅選手が移籍するのではないかとの噂もありました(角田選手は、「レッドブル・ホンダ」よりもマシン性能で劣る他チームで、ペレス選手よりも最近はよい成績を残している)。日本人がチャンピオンチームからレースに出ることはこれまでなく、日本人ファンは非常に期待を持って行く末を見守っていました。
が、結果的に成績に改善の見られないペレス選手の継続が決まり、驚きの声が上がりました。理由は一つではないでしょうが、決め手はF1の商業面でのマイナス効果を懸念したF1商業団体からの圧力だと言われています。ペレス選手は大富豪カルロス・スリム氏からバックアップ受けており、ペレス選手がいることでメキシコ企業からのマネーがF1に多く流れています。また10月にはメキシコGPがあり、地元の英雄がいなくなると観客動員(というより収入)も大幅に下がる懸念があり、F1商業団体は、それを懸念して「レッドブル・ホンダ」に再考(メキシコの英雄ペレス選手の続投)を求めたようです。
他のスポーツであれば、選手の実力とお金は切り離して考えるべき!との声が上がるでしょうが、F1ではよくある話なので慣れっこです。
ただ、F1では日常茶飯事の「お金と絡めて主張を通す」ことは、やはり日本は不得意ですね。今回、ホンダも絡んでいるので、成績の良い角田選手との交代を強く求めることもできたのではないか(通るかは別として。)と思いますし、これまでもこのあたりの”押し”はやはり日本企業はうまくないですね(ホンダやブリヂストンなどF1を”支配”した企業があるにもかかわらず)。
オリンピックやワールドカップでの日本人選手の活躍に負けず、F1でも日本人選手が優勝争いに加わる日を楽しみにしながら、この2週間はパリオリンピックを堪能しました。
「お金にを絡めて主張を通す」のが苦手なのは、昨今の値上げ交渉の難しさに通ずるものがありそうです。診断士としてサポートできるように早くなりたいと思っている分野の一つです。
そんな決まり方…と思いましたが、当たり前の世界なのですね。日本企業ががんばって押して、日本人選手の活躍するときが、来て欲しいです!!
今まで以上のハイスピードを維持できるパワーユニットができるのか、ホンタの技術力に期待したいです。