稼プロ24期の竹内です。
しつこくてすみません。続編として自己紹介の続き東京に戻ってからをご紹介します。
4年の福岡生活を終えて東京に戻ってきました。現地にはいくところがなく本社にマーケティング部なる部を発足させてそこの責任者として新規事業開発(M&Aを含む)をミッションに大小のコンサルティングファームを訪問し当社と親和性のある業種、業態を伝えて訪問活動を行いました。知識が乏しく専門用語を使われるとそれをメモして調べる日々が続きました。この時、もっと勉強が必要だと感じ中小企業診断士の勉強を始めたのでした。
その後、関連会社の物流会社4社(総勢500名)の社長を務めて毎月東京を拠点に大阪・名古屋・仙台と移動する日々を送っていました。何の縁なのか運送会社の家業を継がずサラリーマンの道を選んだ私が運送会社の社長をやることになったのでした。ほどなくして同業者5社との物流会社統合の話が持ち上がり統合に向けての準備を行うこととなりました。
各社の労働条件や文化の違いなどが大きく、調整に困難を極めました。この話、細かく話をすると延々に恨み節が終わらなくなってしまいますので割愛させていただきますが、何とか5社をまとめた新会社を発足させ初代社長として航海を始めたのですが、4月スタートして訪れたのが6月賞与時の資金ショート、いくら計算してもキャッシュが足らないその額3億円何とか乗り切り次の課題、親会社各社の覇権争い、これが一番厄介でありました。もはや正解は無い不毛の争いが延々続いていました。私がやりづらかったのは5社のうちの1社から来ている社長であることでした。
この新会社、出資比率20%の均等出資で設立した会社であったのでした。設立合意を取り付けるために一番規模が大きい私の所属している会社が認めてしまったことがことの始まりでした。これを聞けば皆さんから「何でそんなことしたの」「決まるものも決まらないのは当然では」との声が聞こえて来ます。私もそう思いますが、この条件で発足してしまったのです。
新会社の経営面から人事、労務面の具体的な調整、業務面、システム面、人材交流など、の統合を行うのに必死に奔走しているところで親会社各社は利権の取り合いを繰り返し私に個別に接触し話を有利にしようと奔走されていました。皆さんは会社のシステムから出てくるB/Sがバランスしていないのを見たことありますか。私も初めて見ましたもう笑うしかない。そんなこんなでなんとかやりくりして今に至ります。
2回に渡り取り留めのない話にお付き合いしていただきありがとうございます。
こんな私ですがどうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
次回からは皆さんに有益な情報発信できるように努めたいと思います。
でも、この圧倒的なご経験が診断士活動の大きな強み、差別化になりますね!ほんとすごいです。そんな竹内さんと一緒に学べることができて光栄です。これからもよろしくお願いします!
けっして失礼な意味ではないのですが、文章の作り方が面白くて笑ってしまいました。しかし竹内さんは大変な経験をお持ちの方だったんですね。いつも対面では目線を合わせて話してくれるので、ありがたいことだなと思いました。
公的機関の方から、診断士がPMIに関われるのはまだまだ稀なことだという話を聞きました。竹内さんの経験を聞いて先回りしていきたいと思います。
想像以上に激動な人生であり、手に汗を握って読んでしまいました。今まで経験されたご苦労が、今後の診断士活動やキャリアにプラスになり得るものと思います。また改めてお話をお伺いしたいです。
>皆さんは会社のシステムから出てくるB/Sがバランスしていないのを見たことありますか。
私ありますw、ソフトウェアパッケージのバグでしたが・・・
私も今村さんと勉強できること嬉しく思います。今後ともよろしくお願いします
お話しできること楽しみにしています。今後ともよろしくお願いいたします。