こんにちは。塾長の鴨志田栄子です。
今日は、20期生の卒塾式を行います。そして、卒塾式をもって、3代目塾長にバトンを渡します。このブログでの投稿も、今日が最後となりました。塾長の10年間を振り返りたいと思います。
私が2代目塾長を継ぎたいと思ったのは、初代塾長から、10年続いた稼プロ!の暖簾をおろすと伺ったのがきっかけです。1期生として学び、在塾中に独立。その後9年が経過していましたが、その間、順調に歩んでこられたのは、初代塾長の宮本邦夫先生を初め、先輩方が常にロールモデルとして身近にいて、そして、多岐にわたるノウハウ等を伝授してもらったからだと思っています。「自分だけがもらって終わりにしてよいのだろうか?」私は、後輩に自分が教わったことをつないでいくことが、宮本先生や先輩方への感謝の気持ちを表すことになると考えました。その時は、短くても還暦を迎えるまで、長くても10年間は継続する覚悟で新・稼げる!プロコン育成塾としてスタートしたのです。スタートは11期でした。
10年間は、あっというまでした。最後のブログとして、塾長の10年間を期毎に辿ってみました。
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11期は、青木公司さんがメイン講師を務め、彼のネットワークで、個性豊かな塾生が集いました。初めての月刊『企業診断』連載記事が生まれた期です。11期生とのつながりは多忙面に継承されています。稼プロ!運営メンバーの似顔絵が生まれたのも、この期のおかげです。
12期は、青木さんが「売れプロ」を立ち上げて当塾を離れられたため、OB生に助けていただきながら新たな鴨志田体制の基盤を構築した期です。横のつながりが強く、そのシナジーで12期チームとして盛り上がった期でした。歌舞伎町のビジネスホテルの診断実習も忘れられない思い出です。
13期は、はじめて合宿を行った期。代々木上原のシェアハウスを借りて、レンタルの布団を手配して……。金曜日の夜、仕事を終えてから集い、深夜まで飲み続け、語り続け、多くのエピソードを残した期です。銘酒を楽しむ会もこの期から誕生しました。
14期は、ポジティブな空気感のある期でした。月刊『企業診断』の執筆企画も、特集記事と連載記事の2本が採択され、当時の熱い執筆指導がとても印象的です。最終講義日の懇親会の二次会はカラオケ、皆さんが笑顔で楽しそうに歌っている姿は今でも鮮明に覚えています。
15期は、塾生の集客に苦労した期。いつもの半分の人数でスタート。しかし、少人数のメリットを生かし、課外企画も実現。福島県いわき市の復興支援活動を視察し、湯本温泉に2度も泊まり、地酒又兵衛とメヒカリ。そして、フレンチの診断実習、期全体がいつも一つのチームでした。
16期は、アグレッシブな期。17期の運営メンバーに半数が手を挙げた期です。個性豊かで良い意味で自己主張があり、よく飲み、よく歌った期です。懇親会二次会は、帰りの電車の時間を気にしながら、毎回のようにカラオケでした。トルコ料理店の診断実習、一人ひとりの報告書作成はこの期から始まりました。
17期は、20歳代から60歳代まで、幅広い年代が集った期です。でも、いつもフラットで元気いっぱいで風通しの良い期でした。全員が一つの家で暮らす兄弟(兄妹)のような温かさがあり、そして、一人ひとりが自分をしっかりもっていた印象です。同姓同名の方が2人いたということも思い出深いです。
18期は、17期とは異なり、年齢層が近い人が集った期。明るく活発な議論が展開されていた印象です。福島、新潟、名古屋、静岡、栃木と、5人が遠隔地からの通塾生がもっとも多かった期でもあり、地域色も豊かで、面的に一番大きなネットワークが生まれた期でした。
19期は、一人ひとりがプロコンへの熱い思いを育てた期だと思っています。自己主張は控えめですが、内に秘める高い志が伝わってくる期でした。各人の将来につながる種まきとなった期のように思います。そして久しぶりに復活した月刊『企業診断』のSDGs特集記事。これをきっかけに、診断士としての新たな活動へ発展することを願っています。
そして、私が最後に送り出す20期。学びの意欲の高い期であり、一人ひとりがどのようなプロコンでありたいのかというキャリアビジョンを追求した期であったと思います。コロナ禍で半分の講義がオンライン化し、顔を合わすことができませんでした。その分、小グループ単位での演習など、自分にできることで貢献しあった期でした。同時に感謝しあう、認め合うという文化も生まれていたように思います。
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本当にあっというまの10年間でした。この10年間を支えてくださった運営メンバーの皆様、そして、特別講師の皆様、塾生になってくれた皆様のおかげで、今日を迎えることができました。あらためて心より皆様にお礼と感謝をお伝えしたいと思います。同時に、ここでいただいたご縁は私の財産であり、これからも大切にしていきたいと思います。明日からは、塾長と塾生ではなく、OB生同士として、気さくなお付き合いをよろしくお願いいたします。
私のブログの1回目の記事は、2011年4月26日、「ドラッカーの名言に触れて」というタイトルでした。
https://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/7eac59aa4d192d462d91cb34ef889f7b
それから、146本の投稿をしてきました。今日の投稿は147本目かと思います。読み直すと時代背景が思い起こされますね。懐かしさでいっぱいになります。
最後になりましたが、
☆彡 このブログの読者の皆様へ ☆彡
明日からは、新たな体制で稼プロ!ブログが引き継がれます。これからも、ご愛読のほどお願い申し上げます。私もこれからは読者として、このブログを見守っていきたいと思います。
========= 稼プロ!オリジナルの似顔絵で振り返る10年間
一番左は、スタート時、ネットのイラスト屋さんに発注したもの。
2つ目は、11期のブログでサプライズで公開されてもの。
https://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/m/201107/2
これをきっかけに、11期村山聡さんに、全面的に似顔絵作成を依頼。
☆彡 塾長としての10年間、本当にありがとうございました。 ☆彡
廣瀬さん
ご無沙汰しています。いつもFB拝見しています。関西はいかがでしょうか? 大学にも通われているのですよね? また、お会いして、いろいろなお話ができることを楽しみにしています。引き続き、こちらこそ、よろしくお願いいたします。
10年間お疲れ様でした!
19期生は終盤になりコロナ影響を受けた期でした。オンライン、リアルの模索が始まり運営が一気に複雑になっていた中、無事に卒塾させていただきました。
そして、はや1年。私自身は今年4月の転勤で関西在住となりましたが、距離を越えた新しいコミュニケーションが進展している時代となってきました。距離に関係なく引き続きよろしくお願い致します。
思えば、8年前の入塾からが診断士としての活動の始まりでした。企業診断執筆、国際部、審査事典、銘酒を楽しむ会、その人脈から広がった各方面での活動、全て鴨志田さんにご指導いただいたおかげさまです。
そして本日、その鴨志田さんの後を継がせていただくという大役をいただきました。いただいたご恩を後進にお返ししていくべく精進させていただきます。
これからもご指導のほどどうぞよろしくお願いいたします。
健康に留意されて、更なるご活躍を祈念いたします。
OB会の方もご一緒に盛り上げていければと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
桃太郎さん、コメントをありがとうございまた。稼プロ!での1年間、有意義な日々となりますようお祈りしています。また、事務所に遊びにきてくださいね。こちらそ、よろしくお願いいたします。
稼プロ!では鴨志田さんからの直接の指導を受けることは出来ず残念ではありますが、昨日の初回から素晴らしい時間を過ごすことができました。新塾長を始め講師の方々・事務局・同期と共に過ごす1年はかけがえのないものになると感じています。
またご一緒に飲める日を心待ちにしています。
今後ともよろしくお願いいたします。
お世話になりました。
鴨志田さんの卒業は
図らずも私の起点となりました。
心より御礼申し上げますとともに
これからも一層のご厚情をお願いする次第です。