皆さんこんにちは!
稼プロ20期生の大野徹司と申します。
先日、一冊の本を読みました。
タイトルは、「独学大全――絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法」。
昨年に販売開始したばかりですが、すでに14万部突破ということで、ご存じの方も多いことでしょう。著者である「読書猿」氏は、本を読むのが苦手だったことから、さまざまな手法を使って学ぶことを実践してきました。これまでの苦労から得た経験と知識をふんだんに詰め込んだ書籍です。
この本は、「学びの全て」について網羅する内容となっており、学生から大人の学びまで、この1冊で全てカバーできます。
第1部で「なぜ学ぶべきか」について述べて、学ぶことの意味を認識させます。
第2部「何を学ぶべきか」では、具体的なターゲットを定めます。
第3部「どのように学ぶか」で、さまざまな手法を説きます。
特に第1部「なぜ学ぶべきか」は、読む価値ありです。
著者の言葉にもありますが、影響の大きさで言えば、「どのように学ぶか」よりも「何を学ぶか」が大事だし、「何を学ぶか」よりも「学び続けるか否か」の方が重大だ、とあります。つまり、「なぜ学ぶべきか」を何度も思い起こし、「続ける」ことが重要な要素となります。
この考え方のプロセスは、コンサルタントでも活かせそうです。
「なぜコンサルタントするべきか」
「何をコンサルタントすべきか」
「どのようにコンサルタントするか」
ここでも、「なぜコンサルタントするべきか」が重要です。
長く活動するなかでは、自分がコンサルタントになった意義を忘れることがあるかもしれません。受注を入れ過ぎて、サービスの質が落ちることがあるかもしれません。そのようなときこそ、原点に立ち戻り、「大切なこと」に集中すべきです。
コンサルタントの仕事とは、独学とは少し違うかもしれませんが、「独学大全」是非一度読んでみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございます!
私も読書は苦手な方なので、読んで参考にしたいと思いました。