皆さん、こんにちは。5月21日(月)担当の17期生山田隆司です。
本日もお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
最近ニュースでは、残業抑制や副業奨励、テレワークなど政府主導のもと、
「働き方改革」が大きく取り上げられています。
もうひとつ大きな戦略の柱として、付加価値を上げる「人づくり革命」があります。
その「人づくり革命」の中心的テーマが「学び直し」であり、特に注目を浴びているのです。
そこで、今回のテーマは「学び直し」でお送りいたします。
なぜ、このテーマにしたかといいますと、
今まさに、自分自身が学び直しを実践している最中だからです。
私は、カーナビの地図データを制作する企業に長年勤めておりました。
システムエンジニアとしてシステム開発・導入に従事し、
カーナビのコンテンツ企画から、国際特許を取得することもできました。
私は社会人大学院を修了し、中小企業診断士を取得した経験から、
私が考える「学び直し」について、お話していきたいと思います。
1.人生100年時代の働き方とは?
まずは大きな要因として、外部環境の変化にあります。
幸いにして医療技術の発達や経済環境が整ったことにより、
人生100年時代が、現実のものになってきました。
リンダ・グラットン氏が著書「ワークシフト」「ライフシフト」で述べている。
働き方の変革、新しい人生設計について、各々個人で考える時代が到来しています。
人生100年時代を見据えて、「長く生きる」ということは「長く働くこと」になります。
つまり、勤続年数がどんどん長くなってくることが想定されます。
すでに定年が60歳あら65歳と伸びており、その後も再雇用されている状況です。
このままさらに進展すると70歳、75歳と定年の延長も考えられるでしょう。
1つの会社に長年勤めて、1つの専門分野で会社員人生を全うする時代は終わりました。
2.パラレルキャリアの時代へ
環境変化が激しい現代において、いつ「仕事の突然死」が起こってもおかしくありません。
自分はIT業界に長く携わってきました。
1つ新しいことを学んでも、技術革新によって10年もしないうちに通用しなくなる現実をたくさん見てきました。
いくら最新技術を学んだとしても、通用する賞味期限がどんどん短くなっています。
働きながらも次の10年を見据えて、常に学び続ける姿勢が重要となってきます。
そこで、働きながら次の新しい仕事を準備する。あるいは同時並行的に進めることが必要になるのです。
近い将来、パラレルキャリアが当たり前の時代に移行していくでしょう。
3.一番効率の良い投資は「教育」
将来の新しい仕事につくためには、ある程度準備期間が必要です。
学びが蓄積されスキルの上達が進むと、仕事につながることで所得増加にも貢献するでしょう。
また、独学ですすめても時間を浪費するばかりで効率的ではありません。
大きな費用がかかっても、その道のプロに教わったほうが効率的で、確実に習得することができます。
例えば、脱サラして将来カフェ経営を始めたい夢をもった方が、平日はサラリーマンで業務に励み、
週末は専門スクールに通ってスキルを磨くことで、より早くより確実に独立開業に向けて前進することができます。
このように、長い人生において新しい生き方を模索することが、生きがいにつながっていくでしょう。
新しいことに挑戦することは、多少の失敗はつきものです。
しかし、変化が激しい時代に、現状何もしないことが最大のリスクとなります。
今の自分をさらにバージョンアップさせるため、皆さんも「学び直し」を考えてみてはいかがでしょうか。
きっと私のように、新しい自分の発見、自分らしい生き方が見つけられると確信いたします!
学び直し、私は、独立してこれまでの16年間を振り返ると、サラリーマン時代とは違うの学びの連続だったと思っています。今年も、新しい学びの場に参加しようと考えているところです。