ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

川勢 @岐阜県岐阜市

2016年05月22日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市のイベント会場「岐阜産業会館」で取引先の展示会があり、終了後に地元で人気の鰻屋「川勢(かわせい)」へ。道を隔てた駐車場に車を停め、中へ。まだ営業開始直後の時間なのに先客があり、自分の後も次から次へと客が入って来る。小上がりの席に座り、ランチの「ひつまぶし」を注文。こちら、これでも値上げしたらしいが値付けが安い。もちろんランチはかなり頑張っているんだと思うが、丼ぶりでもコース料理が食べられるような金額の店ばかりになってきた鰻屋にあって素晴らしい。自分は通常、鰻を食べる時は丼ぶりばかりで、細かく包丁を入れられた鰻にはあまりそそられず、ひつまぶしを食べた経験はほとんど無い。もう廃業してしまったが、我が家に出入りしていた魚屋が炭で焼いて出前をしてくれていた鰻を家で食べる時には、残った鰻を似たようなこと(混ぜたり、葱を沢山入れたり、茶漬けにしたり)をして食べていたので、もちろんどんな味かは想像がつくし、旨いことは分かっているのだが、わざわざ店に行くのなら普通の鰻丼でいい。今日は名物という事で決め打ちだったので迷いなく注文。

しばらくして盆に載せられてひつまぶしが運ばれた。お櫃に入れられたたっぷりのご飯の上に鎮座する鰻はびっくりするほどしっかりした大きさで少しはみ出すくらい。すごい。ご飯との間に刻み海苔が挟まれている。しなかったけれど、ご飯は大盛にすることが出来るのだそう。これに吸い物(肝吸いではない)と香の物、それにゼリー(市販品)が付く。定石通りまずはそのまま。しっかり濃いめ、甘めのたれで、たれの量は多め。刻んであるので歯応えは無いも同然だけれど、身も薄くなく充分に満足出来る。山椒好きな自分は鰻を食べる時には必ず使うが、こちらにはミルタイプの山椒が置いてあった。ただちょっと風味が好みでなかったので使うのは止めにした。次は刻み葱と山葵(練り)を混ぜて。葱が乾いていて少し残念。そして最後はお茶漬け(薄めの出汁)で。量も多いし、鰻の味とたれが濃いのでサラッといけていい。そのままご飯と一緒に食べるのがやっぱり一番好きだけれど、ヴォリュームといい、値付けといい、大変結構だった。(勘定は¥1,600)

炭火 備長炭焼 うなぎ 川勢

岐阜県岐阜市六条北3-18-4

( 岐阜 岐阜市 ぎふ 六条 ろくじょう 鰻 うなぎ ウナギ かわせい 鰻丼 うな丼 うなぎ丼 ひつまぶし 櫃まぶし ひつまむし かば焼き 蒲焼 )

 

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