ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

地雷也本店 @名古屋市東区・徳川

2016年09月13日 | 名古屋(東区・北区)

バイクで代官町から徳川園方面に向かっていた時、小腹が空いていたが、ちょうどいいところに「地雷也本店」があった。ご存じ「天むす」の有名店。名古屋地区はもちろん、東京やその他の地区でもデパートやサービスエリアに出店する大規模な店だ。そういった場所で見たり買ったりしたことはあるが、この本店に来るのは初めて。もっと古い店だと思っていたら、創業は昭和62年(1987年)というからまだ新しいんだね(と言っても天むすの知名度が上がったのはまだ80年代初め頃の話)。店舗の脇にバイクを停め、立派な建物の中へ。こちらがセントラルキッチンにもなっているようで、配送すると思しきトラックが頻繁に出入りしていた。

店の中で食べる事が出来るのかなと思っていたが、持ち帰りのみ。なので店の中もこじんまりとしたスペース。5個入りを注文し、しばらく待って受け取った。温かくはないので、本店であってもその場で作る訳ではないようだ。帰ってから包みを開ける。外は竹皮に包まれていて、その中から電子レンジで温め直す事が出来る「エアーミック」とやらの特殊包装紙に包まれた天むすを取り出す。小海老の天ぷらはやや大きめ。海苔がたすき掛けされている。ひと口で放り込むと、冷めてからでも美味しく頂けるようにか、やや強めの味付け。これはこれで旨い。きゃらぶきを挟みながらポンポンとあっという間に胃の腑の底へ。どこの天むすを食べても思うが、天むすに付いたきゃらぶきの相性の良さには感心する。天むすの時にこれ以外の漬物は考えられない。(勘定は¥680)

 


 

↓ 何度も足を運んでいる「徳川園」で休憩。「黒門」(写真下左:明治32年・1899・建造)と「脇長屋」(写真下右:明治33年頃・1900・建造のち改修)。どちらも登録有形文化財。

 

↓ 園内にある「蓬左文庫旧書庫」(明治33年・1900・建造・昭和10年改築)。尾張徳川家の蔵書を保管する。「蓬左(ほうさ)」とは江戸時代に使われた名古屋の別称だそうだ。こちらも近年、登録有形文化財に指定された。

 


 

地雷也本店

愛知県名古屋市東区徳川1-739

 

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