以前から評判は聞いていたが、あまり名東区方面に用事がないので機会を伺っていた南インド家庭料理の「カルナータカー」。用事で娘と合流する前に少しの空き時間の腹ごしらえで訪問出来た。近くの駐車場に車を停め、歩いて店へ。開店してすぐの時間だったがすでに他にも客の姿が。カウンター席に座ってランチの2つのセットの中から「Aセット」を選んで注文した。店には色々なインドの小物が飾ってあったり、香辛料のボトルが飾ってあったり、あちらの音楽が流れている。主人と給仕の女性の2人。女性はあちら方面の女性だが日本語はペラペラ。主人が鉄板でドーサを焼いているのが見える。Aセットにはカレー3種、つけ合わせ、マサラドーサ、ライス、飲み物が付く。
しばらくしてステンレスプレートに盛られてAセットが登場。それぞれの料理が丁寧に説明されるが、女性が早口なので覚えきれないので適当に食べ始めた。カレーは「サンバール」、それに「カリフラワー」「緑豆」の3種(たぶん)。葉っぱの上には2種類の「チャツネ」。「ライス」は白と黄色の2種。これに「マサラドーサ」というじゃがいもの入ったモチモチとした生地、それに煎餅みたいにパリパリで塩気のある「パパド」、漬物「アチャール」、酸味あるヨーグルトのような「ライタ」と盛り沢山(←覚えられないので後から調べました)。
向こうでもワンプレートで混ぜながら食べるらしいので、適当にあれこれつけたり、混ぜたり、直接すくったりしながら食べ進んでいく。複雑なスパイスの旨味と香り。辛さはもちろんあるが、とげとげしいものでなくじわじわとくる感じ。あぁ、旨い。プレートの上でそれぞれがだんだんと混ざって複雑な味になっていく。よくあるインド・ネパールの店で食べるカレーは油で重くて、ナンもやたら大きくて食後感が良くない事が多いが、やはり南インドのミールスはスッキリと食べられてイイ。早々にライスが無くなったが、主人が向こうからお代わりを訊いてくれ、お願いすると最初の2倍位の量のライスにサンバールをぶっかけてくれ、器にも一杯になるまで足してくれる。どれだけでも食べられそうだが、きりが無いのでプレートを空にして食べ終えた。
飲み物は「チャイでいいですか?」と訊かれてうっかりハイって言ってしまったが、やはり自分には甘すぎて合わなかった。次に来た時は飲み物をどうするか考えておかなくちゃ。それにしても満足。店の壁には「手食歓迎」の文字があるが、自分が試す日は来るのだろうか…。(勘定は¥1,200)
南インド家庭料理 カルナータカー
名古屋市名東区豊が丘1809
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