いつものように加納の銭湯「松の湯」で汗を流してから向かったのは名鉄岐阜駅のすぐ南にある中華料理屋「金東厨房」。前からちょっと気になっていたのだが思い切って中へ。店内はカウンター席のみ。主人はあちらの方のようだが日本語はペラペラ。飄々としていてなかなか面白い方のようだ。常連客としゃべっているのを聞いていてもなんだか笑えてきてしまう。みな「〇✕さん」と親しげに名前で呼んでいるので人気があるんだろう。まずは風呂上りのビールを注文。サッポロの黒ラベル中瓶。銭湯でカラカラに乾いた喉に流し込む。ウメーッ。
さて、何を頼もうか。大きめの黒板に沢山の品が書かれていたが、点心系が多かったので「水餃子」を注文。もちっとした皮の水餃子はカウンターの上に置いてあった醤油でいただく(本当は香酢が欲しかったがあるのかな)。次は「蒸し点心・5種類」。他の人の注文にかかりきりになっていたので結構時間がかかったが、蒸籠に入っていたのは餃子数種、焼売、小籠包、肉まんなど6種類(笑)。どれも旨い。容器に入った自家製のラー油をタレに足していただく。
飲み物の追加は「ハイボール」。追加のつまみで迷っていると「マーラーレバー」を勧めてくれた。「今朝”場”で買ってきたよー、だから新鮮!」とのこと(笑)。ではそれを。冷製でとても滑らかな口当たり。これは旨い。主人の言うように新鮮でかなり大きなレバーだったろう。ピリッと辛みの効いたタレの風味がいい。慣れてくるときっといろいろ勧めてくれるんだろうナ、この方。まだ食べたいものが沢山あったのでまた寄ってみよう。(勘定は¥2,700程)
↑ 年季の入った木製のロッカー、鯉の泳ぐ中庭の池、六角タイル、船底天井、カラン塔など、広くはないがいい雰囲気が味わえる「松乃湯」。
金東厨房
岐阜県岐阜市住ノ江町1-18-3
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