岐阜市の柳ヶ瀬周辺をうろつく時にいつも停めている駐車場から歩いていると、日曜なら大行列が出来ている老舗中華そば屋「丸デブ」に天候のせいか誰も並んでいない。久しぶりに入ろうかと入り口に立つと、自動ドアが故障したようで主人が四苦八苦やっていらっしゃった。主人は最近目を悪くしたらしく、ちょうど頃合いだからと厨房内は跡継ぎに任せるようになったのだとか。いつもより空いているとはいっても人気のこちら、もちろん相席。自分が座るとすぐに後客が入ってき、結局満席になった。「わんたん」を注文。
お盆の上につゆをこぼしつつ(←標準です)、やや小振りの丼ぶりにぎりぎりまでつゆが注がれた「わんたん」が登場。この日は以前感じたことのある動物系の匂いもあまりなく、特有の和風中華の出汁も”和”の方に振れている感じ。添えられたレンゲは金物なのでつゆをすくっても熱い熱い。中にたっぷり入ったわんたんの具はごく僅か。最初は白いが時間と共にすぐにつゆの色に染まっていく。トゥルントゥルンの皮をずるずるとすすっていく。最初数を数えてみようかなと思ったが、崩れてすぐに1個がどれか判別出来ないようなるので諦めた。中にはえらく長いものもあるので下手にすすると熱くて大変なことに。わんたん以外には葱と脂身の無いチャーシューが3つのみ。カマボコが無かったのは忘れたのかしらん。久しぶりに食べた「わんたん」、お腹もいっぱいになったのでつゆまでは飲み干さずにおいた。(勘定は¥400)
丸デブ総本店
岐阜県岐阜市日ノ出町3-1
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