ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ミツバチ食堂 @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2018年06月22日 | 岐阜県(岐阜)

何か呑んで帰ろうかなァと思っていた日曜日の夜。岐阜市の柳ヶ瀬商店街は軒並みシャッターが閉まっていてあまり選択肢は多くない。女性に人気の「ミツバチ食堂」の前を通ったら、店先の看板に「アルコールドリンク250種以上・おつまみ各種・お酒の飲める食堂」という魅力的な文言が躍っていた。へェー、そんな店だったのか。しかも営業は23時まで。昼間は女性客やカップルばかりでオッサンが1人で入るような雰囲気ではないので、そのうち嫁ととは思っていたがまだ実現していない。幸い外から見ると店の中は空いていたし男性客も居たので思い切って店内へ。テーブル席に腰掛けてメニューを眺める。「おつまみプレート」があって、オムレツ、パテ、レバームース、レンズ豆などの記述があったので、それに合わせてグラスワインを注文。

グラスワインは「マス・ド・ジャニーニ(Mas De Janiny)」(仏)の赤。こちらの店らしくオーガニックなワイン。ビオ特有の渋みや青っぽい香りと若々しい清涼感があって、なかなか旨い。「おつまみプレート」が秀逸。上記のつまみにサラダとパン2切れが付く。これがあると他の品を頼まずに呑み過ぎちゃうゾ(笑)。すぐにグラスが空き、次はスペイン産ワイン(テンプラニーリョ、ラベル失念)に移行。食事は済ませていたのでこれ以上は食べられないなァと品書きを眺めていると「ぬか漬け盛り合わせ」というのがあった。これに小布施ワイナリーが出している希少な日本酒「ソガ・ペール・エ・フィス サケ・エロティック」(酵母、ヴィンテージ失念)を合わせる。ワイングラスで提供された。呑んでみたかったんだ、コレ。冷えているがしっかり香りが膨らみ、少し甘味も感じられる口当たり。「ぬか漬け」には珍しい赤カブやズッキーニも。もちろん日本酒と合うが、ご飯を頼みそうになるくらい旨かった(笑)。本当はビオだのナチュラルだのって拘り過ぎるのはあまり好みじゃないが、こんなに優秀な呑み屋に化けるとは。また夜に寄ってみようっと。(勘定は¥3,200程)

この後の記事はこちら

↑ 店の外壁のハニカム・タイルが素敵

 


 

↓ センサの廃ビル撤去後の夜はこんな風に。大通りと商店街の間に広がる広大な空き地に違和感(笑)。

 


 

季節豊穣 ミツバチ食堂

岐阜県岐阜市日ノ出町2-5

※令和5年11月末を以って閉店されました

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 やながせ 柳ヶ瀬商店街 ランチ 定食 昼飲み ビオワイン オーガニックワイン ソッガ ツバメヤ どら焼き わらび餅 閉店 廃業  )

コメント (2)
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