ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

はしもと @愛知県江南市

2019年10月06日 | 愛知県(尾張)

愛知県江南市方面に用事があり、昼食を摂る店を探す。この近辺には詳しくなく、特に江南ではいつも道に迷うので(東西南北でない斜めの道を走っているとどこに居るのか分からなくなる…)スマホに連れて行ってもらったのは、宮後町にある「はしもと」。表のかすれたテントには”おでん・たこ焼・軽食・飲物”と書いてあり、暖簾には”お好み焼”と染め抜かれていた。店に入るとテーブル席が2つ、小さい小上がり席が2つ、あまり使っていなさそうなカウンター席があり、調理場にはご高齢の女将さんが1人。小さなおかず棚があり、何品かおかずも入っている。テーブル席に座り、壁に掛けられた白い品札を吟味。「ラーメン」「うどん」「焼肉定食」なども。その中から「焼そば・肉玉子入り」をお願いした。調理場に置かれた鉄板で調理が始まる。まだジューッとも言わない鉄板の上に具材と麺が投入された。広げたままかき混ぜたりせず、じっくりと火を入れている。

テレビを見ながら調理を待っていると後客が入って来た。この店には似つかわしくない中年の欧米人男性と日本人男性。するとその欧米人が「ママサーンッ!ゲンキデシタカー!」「シンパイシタヨー!」(※病気で少し休んだらしい)と日本語で話し始めたのでビックリ。常連客のようだ(笑)。煙草に火をつけるときも(自分に向かって)「シャチョー、タバコノ煙ガイッチャウケド、スイマセン。」(※男には誰でも「シャチョー」と呼ぶようだ・笑)。(自分の乗ってきた車を見て)「シャチョー、コノミセニ”✕✕(車名)”ノッテクル?(笑)」とペラペラで異常に人当たりがいい(←馴れ馴れしいとも言う)。しかも自分でおかず棚から惣菜を取った後の注文が「ツメタイ日本酒クダサイ。」だって。お国を訪ねるとポーランドだそうだ。こっちで商売をやっているのだろうが、車に詳しいから車関係かな。それにしても通う店が渋いなァ…。

そんなこんなで賑やかにしていると「焼そば」が登場。黄身の小さな目玉焼がのっていて、具材は豚肉にキャベツ、脇に紅生姜が添えられている。熱々のところを手繰っていく。どんなソースかは分からなかったがたっぷりめで味付けられ、味はやや濃いめ。旨い。麺量は少し多めだったが、あっという間に平らげた。席を立って勘定してもらい外に向かうと、件のポーランド人は「シャチョー、オイシカッタデショ?、マタキテネ!」だって(笑)。あー面白かった。(勘定は¥360)

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はしもと

愛知県江南市宮後町出屋敷-98

 

( 江南 こうなん 橋本 食堂 大衆食堂 麺類 おこのみやき お好み焼き やきそば 焼きそば 鉄板焼 麺類食堂 )

コメント (4)
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