ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

上扇屋 @岐阜県中津川市

2019年10月22日 | 岐阜県(東濃・老舗)

岐阜県中津川市の馬籠宿散策。休日とはいえもう夕方に近いので人通りも少なくなって、店もほとんどが閉まっている。何か買って帰ろうと思ったもののいい塩梅の物が見つからず、嫁も事情あって食事を制限しているので(笑)、結局いつものように地の酒でも買って帰るかと馬籠上入口にある「上扇屋」に入ってみた。観光地らしく色々取り揃えているが、自分は家ではほとんど吟醸酒を呑まないので、純米酒で良さそうなものを物色。木曽の酒の中から表看板にも出ていた「七笑」(七笑酒造・木曽福島)という銘柄で純米酒を探す。店の人にも訊いたが純米酒の4合瓶在庫が無く、結局「本醸造」の4合瓶を購入した(写真下左)。

 

家に帰って味見。まず”ひや”で呑んでみる。どっしりとした吞み口でボディも強め。古い銘柄だろうからもっと甘めかと思っていたが、しっかりと辛口。なかなかに旨い。よく見るとラベルにも”辛口本醸造”と書いてある(←よく見ろ)。この味なら漬物なんかと合わせると良さそう。あいにく自宅の糠漬けを切らしていたので、早速きゅうり、茄子、大根、セロリあたりを糠床に突っ込んだ。明日か明後日には呑めそうだ。先日京都「たる源」の湯豆腐桶(写真上右)を買ったので、これで豆腐と酒をやるのも楽しみ。だが家族からは「コレ、どこに置いておくの?」と非難轟々(うるせーなァ・笑)。しかも炭を熾さなきゃいけないので、果たしてこのシーズン何度出番が作れることやら…。(勘定は¥1,080)

 

 


 

↓ 馬籠宿の街並み。石畳の坂の両脇に古い家屋や商店が立ち並び、水路には滔々と水が流れる。

 

 

 

 


 

上扇屋商店

岐阜県中津川市馬籠4322-1

 

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東屋 (2) @岐阜県岐阜市

2019年10月22日 | 岐阜県(岐阜)

一度涼しくなったのに暑さが戻ってしまった9月のある日、岐阜市真砂町の麺類食堂「東屋」へ。店に入ると先客が2組程。この日は給仕を年配の男性(主人?)がやっていて、厨房の中にも若い男性が居たようだ。何しろ外が暑くて自転車を漕いで汗をかいたので、冷たいものをと「うどん」を”ころ”(※)でお願いした。品書きには”ころ”と書いてないが東海地方の麺類食堂ではたいてい問題なく注文が通る。給仕の男性に”ころ”は生姜か、わさびかと訊かれたので「わさびで。」とお願いした。もうそろそろシーズンは終わりだけれど、今年は「ころ」を沢山食べたなァ。

※このブログではお馴染みですが、東海地方では”ころ”と呼ばれるうどんの食べ方があり、仕様は各店で違うものの、概ね茹でた麺を水にさらし、水切りしたものを丼ぶりに入れ、つゆ(そのまま、あるいは冷やしたもの)を適量かけたものを指します(呼び名の由来には諸説あります)。

程なくして「うどん(ころ)」が運ばれた。こちらの”ころ”はつゆがたっぷり。濃い色のつゆで味付けもやや濃いめ(塩分高め)。暑かったのでちょうどイイ。キンキンとまではいかないがしっかりと冷やされている。麺は張りがあって茹で加減良く、旨い。日めくりカレンダーに「桔梗屋」と書いてあったのでそちらの麺だろうか(岐阜市内の麺類食堂ではここの麺を使っている店が多い)。別添えの刻み海苔、刻みネギ、煎り胡麻を足したり、ねりわさびを溶かしたりしてスルスルといただいた。次は丼物にしてみようかな。(勘定失念)

以前の記事はこちら

うどん・そば 東屋

岐阜県岐阜市真砂町4-8

 

( 岐阜 ぎふ まさごちょう あずまや ひがしや 大衆食堂 麺類食堂 定食 うどん 饂飩 ころうどん 蕎麦 そば 丼物 洋食 香露 )

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