岐阜県中津川市の馬籠宿散策。休日とはいえもう夕方に近いので人通りも少なくなって、店もほとんどが閉まっている。何か買って帰ろうと思ったもののいい塩梅の物が見つからず、嫁も事情あって食事を制限しているので(笑)、結局いつものように地の酒でも買って帰るかと馬籠上入口にある「上扇屋」に入ってみた。観光地らしく色々取り揃えているが、自分は家ではほとんど吟醸酒を呑まないので、純米酒で良さそうなものを物色。木曽の酒の中から表看板にも出ていた「七笑」(七笑酒造・木曽福島)という銘柄で純米酒を探す。店の人にも訊いたが純米酒の4合瓶在庫が無く、結局「本醸造」の4合瓶を購入した(写真下左)。
家に帰って味見。まず”ひや”で呑んでみる。どっしりとした吞み口でボディも強め。古い銘柄だろうからもっと甘めかと思っていたが、しっかりと辛口。なかなかに旨い。よく見るとラベルにも”辛口本醸造”と書いてある(←よく見ろ)。この味なら漬物なんかと合わせると良さそう。あいにく自宅の糠漬けを切らしていたので、早速きゅうり、茄子、大根、セロリあたりを糠床に突っ込んだ。明日か明後日には呑めそうだ。先日京都「たる源」の湯豆腐桶(写真上右)を買ったので、これで豆腐と酒をやるのも楽しみ。だが家族からは「コレ、どこに置いておくの?」と非難轟々(うるせーなァ・笑)。しかも炭を熾さなきゃいけないので、果たしてこのシーズン何度出番が作れることやら…。(勘定は¥1,080)
↓ 馬籠宿の街並み。石畳の坂の両脇に古い家屋や商店が立ち並び、水路には滔々と水が流れる。
岐阜県中津川市馬籠4322-1
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