ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Jaco Pastorius / Jaco Pastorius

2019年10月30日 | ジャズ

Jaco Pastorius / Jaco Pastorius (1976)

ジャズ・ベースギタリスト、ジャコ・パトリアス(Jaco Pastorius)のファースト・ソロ・アルバム。名前だけは知っていたけれどほとんど聴いたことが無かった。1度くらいは聴いてみようと購入。若くして(35歳)悲劇的に亡くなった事もあるだろうが、その存在はある意味神格化されていて、彼のプレイに心酔するミュージシャンも多い。自分はかつて大好きだったレッチリ(Red Hot Chili Peppers)のフリー(Flea)が雑誌のインタヴューで彼の事を話していたのを読んで名前を認識した程度。ただこのアルバムと同時期に参加していたウェザー・リポート(Weather Report)のベスト盤は持っているので、彼のプレイをすでに聴いていたことにはなるかな。

70年代中頃から、ジャズの世界では”フュージョン”と呼ばれる音楽の全盛期。自分はジャズ・ファンクの流れから遡る形でフュージョン系アーティストのアルバムやコンピ盤を何枚か所有しているが、どちらかというと得意ではない分野。そこにファンキーな要素があればいいんだけれど、そうでないとどうにも退屈してしまう。いきなりどうだと言わんばかりのものすごい運指のベース・ソロ演奏から入り、ラッパの鳴りと共にヴォーカル入りの曲が始まる。おお、これはイイ。ベースという楽器の音質ゆえにある程度の音量が無いとその良さは感じ辛いが(なのでインナー型イヤホンで聴くとピンとこない…)、しっかりとベースライン(といってもボトムではなく完全にメロディー担当)がフィーチャーされている。パーカッションが多用してある曲も多く、ラテン風味強め。いかにもフュージョンといったメロウな曲はやっぱり苦手だけれど、ベースとしては奇抜なフレーズ、メロディーが興味深い。ベースを演っている人からすると琴線に触れまくるのだろう。

オークションにて購入(¥530)

  • CD  (2007/9/17)
  • Disc : 1
  • Format: Import
  • Label : Epic Europe
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リトルジョン @名古屋市緑区・本星崎

2019年10月30日 | 名古屋(港区・南区・緑区)

馴染みのない名古屋市緑区の国道1号線沿いを車で走っていて、昼は鉄板スパゲティーでも食べたいナ、とその場で検索してヒットしたここ「スパゲッティハウス・リトルジョン」へ。店は周りに店舗の無い住宅街の真ん中にあり、アパートの1階テナントに入っている。ちょうど昼営業開始直前の時間に着いてびっくり、7人もの人が並んでいた。かなり人気のある店のようだ。列に加わった後も2人が自分の後ろに着いた。中に入ると喫茶店っぽい店内の大テーブルに案内され腰掛ける。厨房をはじめ給仕も含めて全員が女性のようだ。メニューを眺める。スパゲッティーやあんかけスパゲティーの店によくあることだが、メニュー名を見てもどんなものか分からない。こちらは名前だけで写真も材料も載っていないので尚更。普通だと鉄板スパは「イタリアン」か「ミート」「インディアン」くらいだろうが「ビッグ・エッグ」なるものに目が留まり、玉子敷きの上にオムレツでものっているかな、とあてずっぽうで注文してみた。デカいタバスコ瓶と粉チーズが用意される。同テーブルの向かいの客が注文し、前に置かれた「インディアン」がかなりデカい。Large(大盛)だととんでもない量になるんだなァ。そして、自分の注文した「ビッグ・エッグ」が…。

えーと…、まず、鉄板スパですらない(笑)。深めの大きな器に盛られた「ビッグ・エッグ」は一面を玉子が覆っている。麺はまだ見えない。玉子はふわっと焼かれていて軟らかく厚みもある。巨大なオムレツと言っていいくらい。一体玉子を何個使っているのやら。玉子の下から太い麺を引きずり出すもかなりの量。うへェ、やっちまったか…。茹で加減は”やわ”で、中に見える具材は玉ねぎくらい。”あん”と呼んでもよさそうな少しとろみのあるスープがかかっているが色は淡く、味付けは塩胡椒味のみ。つまりとてもシンプル。手繰るフォークを止めないようにどんどん口に放り込んでいく。旨い。旨いけど…、飽きる(笑)。一般的な量ならこの仕様でもあっという間に終わるだろうが、何しろ器が大きいし、油分も少なくない。味を変えるにもこの味付けにタバスコや粉チーズは合いそうにないし…。周りを見るとどの皿も盛りがすごい。ここは大盛りスパゲッティーで人気の店だったようだ。何とか完食して勘定してもらった(←それでも早喰いなので食べ終わるのは一番速い)。次は鉄板スパ(MSサイズ)で…。(勘定は¥915)

 

 


 

↓ 旧・東海道の作町交差点にあった「太田薬局」(建築詳細不明)と、隣の「早川自転車商會」(建築詳細不明)。どちらも大して古くないかもしれないが、裏手は日本家屋なので看板建築ということになる。太田薬局の表看板が窓に合わせて緑十字になっているのがミソ。

 

↓ こちら有松の古い街並みにつながる相原町の茶舗「松鶴園」(建築詳細不明)。ガラス戸も窓枠も木製で、細かいところに豆タイルが使ってある。

 


 

スパゲッティハウス リトルジョン

愛知県名古屋市緑区浦里4-181 フラワーハイツ1F

 

( 名古屋 なごや リトル・ジョン スパゲッティ スパゲティー パスタ 大盛 デカ盛 鉄板スパ 鉄板スパゲティー 旧街道 東海道 鳴海 なるみ 鳴海宿 有松 )

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