ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Sticky Fingers (Super Deluxe Edition) / The Rolling Stones

2019年10月20日 | クラシック・ロック

  

Sticky Fingers (Super Deluxe Edition) / The Rolling Stones (2015)

ストーンズ(The Rolling Stones)の1971年発表の名盤「Sticky Fingers」のスーパー・デラックス・エディション・ボックス・セット。実は既に1度購入している。その商品は瑕疵があったので返却し、その時ちゃっかりCDはリッピングしていたので音源は4年前に既に所有して聴き倒したのだった。じゃあ何故またこれを中古で購入したのか?。それを…”所有欲”という(←こんなことをしているから収納スペースが…)。内容はリマスターCD、ボーナストラックCD、ボーナスライヴCD、DVD、アナログシングル盤、ポストカード、ポスター、ハードカバー写真集、それに日本盤のみの復刻シングルジャケット4種、それにメンバーのカットアウト(※ちなみに自分のはチャーリー・笑・写真下左)と盛り沢山。

   

でもDVDは「The Marquee Club (Live In 1971) 」の抜粋だし、ポスターは折り目付きだし、ポストカードって使い道ゼロだし、正直要らない物も多い。自分にとってこのスーパーデラックス版で一番肝要なのは、しっかりとした作りの写真集とボーナスライヴCD。特にボーナスライヴCDは「Get Your Leeds Lungs Out」というブートレグではお馴染みだったリーズ大学でのライヴ音源(ちなみにこの正規盤の方は”Get Yer Leeds Lungs Out”)。自分は有名な海賊盤レーベルTSP(The Swingin' Pig)のCD+カセットテープ(翌日のラウンドハウスでのライヴ音源を収録)というボックスで所有している(写真上右)。ラジオ放送されたのでブートでも定番の音源だったが、そちらは何故か頭2曲が無く(放送でもそうだったようだ)、今回の目玉はその頭2曲がしっかりと収録されていること。やっぱりあるんじゃないか。

この時期のライヴだもの、イイに決まっている。屋台骨のキース(Keith Richards)のギター(この頃はバリバリに弾けていたのだ)に、流麗なミック・テイラー(Mick Taylor)のギターソロが絡まり、チャーリー(Charlie Watts)の一瞬遅れるような独特なリズム、ビル(Bill Wyman)の変態的運指のベース、そして艶があって挑発的なミック(Mick Jagger)のヴォーカル、と言うことなし。それにピアノのニッキ―・ホプキンス(Nicky Hopkins)、ボビー・キーズ(Bobby Keys)&ジム・プライス(Jim Price)のラッパ隊が加わり、69年全米ツアーとは違うちょっと派手な音作りに。「( I Can't Get No) Satisfaction」も、まるでオーティス(Otis Redding)がカヴァーしたのをもう一度本人達がカヴァーし直したようなスタックス風味。グッと腰を落としたルーズなノリといい、久しぶりに聴いたけれどやっぱりこの時期のストーンズはサイコー。さてさて、ボックスをどこに仕舞おうか…。 

オークションにて購入(¥5,123)

  • CD  (2015/6/10)
  • Disc : 1
  • Format: CD+DVD, 限定版
  • Label : ユニバーサル ミュージック
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道中おやき本舗 @岐阜県中津川市

2019年10月20日 | 岐阜県(東濃)

久しぶりに岐阜県中津川市の馬籠宿へ。何年振りか覚えていないくらいだから、前回訪れたのは子供が生まれる前だったかも。着いたのは午後も遅くなってからなので、通りにはまだ観光客が居るものの、ほとんどの店はもう店じまいしようという雰囲気。ご多聞に漏れず、こちらもアジア系外国人の姿が多い。のんびりと通りをひやかす。久しぶりに来て知らなかったが新しめの店も多いし、当節流行りのカフェ的な店も増えている。一方でこの時間でもこれだけの人出があるにも関わらず、商売を辞めてしまっていたり、更地になっているところもあるので、こういう土地に住んだり商売したりするということは簡単な話では無いのだろう。

せっかくなので「おやき」でも食べようかと寄ったのは「道中おやき」と書かれた暖簾が掛かった店。屋号は「嶋屋」というようだ。創業年は分からず。あまりそういう事を謳っていないようなので古い店ではないかもしれない。店先で「おやき(なす)」を購入。すぐに店先でいただいた。品書きによると”炒めたなすを2種類の信州みそを使った特製焼き調味みそでからめて”あるとのこと。早速頬張ると…、あれ?自分の思っているおやきとは違う。皮がふわっと軟らかく、まるでパンのような食感。自分の知っている信州のおやきは皮がどっしりとして硬いものだが…。こんなのが昔からあったかしら。食べやすいし、中の餡の味付けは旨いが、何か変わった味の惣菜パンでも頬張っているような感じだった。(勘定は¥180)

 


 

↓ 石畳の街道の頂部(馬籠上)にある「高札場」。正徳元年(1711)の5枚の高札(忠孝、切支丹、火付、駄賃、毒薬)が飾られている。木が新しいなと思ったらやはり復元だとのこと。

↓ 街道の中ほど(馬籠下)にある「清水屋(清水屋資料館)」(建築詳細不明)。代々馬篭の役人で島崎藤村との親交が深く、藤村の書簡や資料が保存されているとのこと。

 

 


 

道中おやき本舗 馬籠宿店

岐阜県中津川市馬籠4294-02

 

( 中津川 なかつがわ 馬籠宿 まごめ まごめじゅく 木曽街道 木曾街道 どうちゅうおやきほんぽ 道中おやき 中山道 中仙道 こうさつば 高札 お焼き )

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