ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

鯱もなか総本店 @名古屋市中区・大須

2019年10月29日 | 名古屋(中区 老舗)

西大須にある「元祖鯱もなか総本店」へ。創業は明治40年(1907)で、創業地は御園町だとか。この辺りを歩いたのは初めてだったが、いくつもの花き(かき、花卉)市場があり、それに関する建物が多い(※「花き」とは観賞用植物全般の呼称だそうです)。この日は日曜日だったので周囲は閑散としていて人通りもほとんど無いし、通る車も少ない。店に入ると和菓子専門ではなく洋生菓子も扱っていた。こちらの名物「元祖・鯱もなか」は大正10年(1921)に創作されたのだそう。もちろん購入したのはその「元祖・鯱もなか」。

帰ってから包みを開ける。最中種はもちろん尾を高く上げたしゃちほこの形。早速いただいてみる。見た目いかつい最中種は、食んでみると意外と軽い口当たり。中はしっかりと粒が感じられるつぶ餡で、甘さは控えめ。凝った形なので食感がいい。こちら自分で餡が詰められるセットや、餅や生クリームの入った「洋風もなか」なんてのもあるようだ。次はそれらか「金シャチまんじゅう」を買ってみようかな。(勘定は(¥110/個)

 


 

↓ 近くに建っていた風情ある建物「高田食品」(建築詳細不明)。残念ながら休日だったが「こうじ(麹)」を扱う店のようだ。看板の「こうじ」の”こ”は変体仮名。隣の立派なお屋敷はこちらの住宅だろうか。

↓ 「松野屋製菓株式会社」(建築詳細不明)。横から見ると塗りの壁。瓦はよく見えなかったが、これも看板建築と呼ぶのかな。

 

↓ ちょっと気になったお屋敷(建築詳細不明)。2階のガラス窓がやけにデカいと思ったら欄干が内側にある。後年に改造したんだろうと思うが、中がどんな間になっているのか見てみたい。

 

 


 

元祖鯱もなか本店

愛知県名古屋市中区松原2-4-8

 

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泉味 (2) @岐阜県関市

2019年10月29日 | 岐阜県(中濃)

あまり自分から選んで入ることのない大陸系もしくは台湾系の中華料理店。今ではどんな小さな町にも2~3軒はあり、入れ替わりは激しいもののヴォリュームの良さや気軽さで客が入っている。この日は岐阜県関市で呑みOK(運転手有)の日。知人から「この店ではコレとコレが旨いヨ」と教えてもらった品を目当てに数人で以前にも訪れた「泉味(いずみ)」に寄ってみた。テナントの店に入るとすでに7割の客入り。テーブル席も小上がり席もみんなビールを並べて賑やか。相変わらず人気があるなァ。遅れてはならじと瓶ビール(キリンラガー)を注文。つまみは「鴨ロースのスモーク(小)」と「焼餃子」、そして連れの頼んだ「ポテトフライ」と「とりマヨ」(←絶対自分の選ばない品々)。まずはビールをグイッと。すぐに出てきたのは「鴨ロースのスモーク」。小でもたっぷりの量。冷製でハムのような食感。扁平の「焼餃子」は少しあっち系の下味が付いている。甘辛の「とりマヨ」はひと口だけ貰った。「ポテト」は…ポテト(笑)。

すぐに「トリスハイボール」を追加。次は「子袋」。これも冷製だが、しっかりと辛くて旨い。つまんでいると酒がエンドレス。知人お勧めの「トマトの玉子炒め」。シンプルだけれど家で作るかっていうと作らないな、コレ。旨い。締めは知人大お勧めの「台湾チャーハン」。まるであちらの料理のようなフリをしているが、もちろんあの「台湾ラーメン」の”台湾”なので純名古屋系。あちらの人の経営の店であっても必ず「台湾ラーメン」がラインナップしているのも東海地方ならでは。最近は”台湾まぜそば”の人気もあって無数に派生メニューが誕生している。これもそのひとつ(のはず)。要は大きく刻んだ唐辛子と辛くしたミンチが入ったチャーハン。食べてみると…おっと、しっかり辛い。なるほど旨い。これはクセになりそう。辛いのでついビールを追加。こういうチャーハン、元祖の「味仙」にもあるのかな(←あるようです)。(勘定は¥5,000程/3名)

以前の記事はこちら

 

中国四川料理 泉味

岐阜県関市旭ヶ丘3-2-10

 

( 関 せき いずみ 中華料理 中華 四川料理 餃子 ギョーザ ぎょうざ 台湾炒飯 たいわんちゃーはん こぶくろ コブクロ みせん  )

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