Original Album Series / Graham Central Station (2013)
このブログではお馴染みというか、コンプリート目指してんのかというくらい集めてしまっている簡易紙ジャケ5枚組のOriginal Album Series。今回購入したのはグラハム・セントラル・ステーション(Graham Central Station)。スラップ・ベースの名手ラリー・グラハム(Larry Graham)が主幸するファンク・バンドだ。ラリー・グラハムは1966年から72年間でスライ&ザ・ファミリー・ストーン(Sly & The Family Stone)に在籍し、あの革新的な曲の数々を屋台骨で支えていたベース・プレーヤー。スライで名作と言われるアルバムほとんどでベースを弾いていたというのは凄いことだ。74年に自身のバンドを結成し、アルバムを発表。そこからワーナーで発売された1977年までの5枚が収録されている。
- Graham Central Station (1974)
- Release Yourself (1974)
- Ain't No 'Bout-A-Doubt It (1975)
- Mirror (1976)
- Now Do U Wanta Dance (1977)
正直自分は彼らのアルバムを1枚も持っていないし、これといって思い出せる曲も無いのだが、スライは結構聴いているので、彼のプレイや存在はもちろん以前から知っていた。それでもスライの演奏映像はほとんど見たことが無かったのでどんな風に弾いているのかは全然知らず。何かのきっかけで彼の後年のスラップ・ベース演奏を映像で見てこういう感じかとやっと分かった次第。あの特異なフレーズ(当時)はこうやって弾かれていたのか。そのラリーのバンドだもの、つまらないはずがない。白眉はやっぱりデビュー・アルバムだけれど、他のアルバムもブンブン、バタバタとベースが轟いて楽しい。これらを聴くとザ・ファミリー・ストーンでのラリー・グラハムの存在の大きさが改めて感じられる。
オークションにて購入(¥1,400)
- Label : Warner Bros UK
- ASIN : B00DDVPXPU
- Disc : 5