ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Original Album Series / Graham Central Station

2020年11月19日 | ソウル・ファンク・R&B

Original Album Series / Graham Central Station (2013)

このブログではお馴染みというか、コンプリート目指してんのかというくらい集めてしまっている簡易紙ジャケ5枚組のOriginal Album Series。今回購入したのはグラハム・セントラル・ステーション(Graham Central Station)。スラップ・ベースの名手ラリー・グラハム(Larry Graham)が主幸するファンク・バンドだ。ラリー・グラハムは1966年から72年間でスライ&ザ・ファミリー・ストーン(Sly & The Family Stone)に在籍し、あの革新的な曲の数々を屋台骨で支えていたベース・プレーヤー。スライで名作と言われるアルバムほとんどでベースを弾いていたというのは凄いことだ。74年に自身のバンドを結成し、アルバムを発表。そこからワーナーで発売された1977年までの5枚が収録されている。

  • Graham Central Station (1974)
  • Release Yourself (1974)
  • Ain't No 'Bout-A-Doubt It (1975)
  • Mirror (1976)
  • Now Do U Wanta Dance (1977)

正直自分は彼らのアルバムを1枚も持っていないし、これといって思い出せる曲も無いのだが、スライは結構聴いているので、彼のプレイや存在はもちろん以前から知っていた。それでもスライの演奏映像はほとんど見たことが無かったのでどんな風に弾いているのかは全然知らず。何かのきっかけで彼の後年のスラップ・ベース演奏を映像で見てこういう感じかとやっと分かった次第。あの特異なフレーズ(当時)はこうやって弾かれていたのか。そのラリーのバンドだもの、つまらないはずがない。白眉はやっぱりデビュー・アルバムだけれど、他のアルバムもブンブン、バタバタとベースが轟いて楽しい。これらを聴くとザ・ファミリー・ストーンでのラリー・グラハムの存在の大きさが改めて感じられる。

オークションにて購入(¥1,400)

  • Label : Warner Bros UK
  • ASIN : B00DDVPXPU
  • Disc  : 5
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絹与 @愛知県豊橋市

2020年11月19日 | 愛知県(三河・老舗)

豊橋遠征。雨の中、傘をさして歩いて向かったのは呉服町にある「絹与」。創業は何と享保19年(1734)以前のようで、現在10代目という280余年もの歴史がある和菓子屋だ。店は旧・東海道吉田宿の街道沿いにある。傘を畳んで店に入ると、ガラスショーケースの中に色々な和菓子が並んでいる。中でもこちらは棹物(棹菓子)が多く、羊羹が有名な店。目当てにしていたのは季節限定の「栗羊かん」だったが、残念ながら”売り切れ”の貼紙が…。という訳で一番基本の「羊かん・小豆」と、好物の「最中」を買い求めることに。最中は小豆、ゆず、みその3種類があったので珍しい「みそ」をお願いした。自家用で包んでもらい家に持ち帰る。

先にいただいたのは「最中・みそ」。地元三河の八丁味噌を白大福豆の餡と合わせてあるのだとか。最中種は貨幣の形。口に含んでも初めはあまり味噌の感じがしないのだが、餡が溶けた後味で味噌の風味が口に残る。味噌餡は珍しいがなかなかに旨い。「羊かん・小豆」は竹皮風の包みにくるまれている。張りのある羊羹を包丁で切り分けて嫁といただいた。黒文字で口に運ぶ。包丁での感触の通り、寒天で固めてあるのでプリッとした口当たり。口に溶けると滑らかで、じんわりと甘味が拡がっていく。甘味は氷砂糖、蜂蜜などが原料らしいが、品のいい甘さ。日持ちするからと油断していたら妻が「もうなくなっちゃうよ。」というので慌てて自分の分を確保しておいた(苦笑)。次はぜひ「栗羊かん」を、それに押菓子もいただいてみたいナ。(勘定は¥1,500程)

 

御菓子所 絹与

愛知県豊橋市呉服町61

 

( 豊橋 とよはし きぬよ 和菓子 ようかん 羊羹 栗羊かん 限定  押菓子 和三盆 干菓子 老舗 もなか 最中 )

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