ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

キャセロール @岐阜県各務原市

2020年11月23日 | 岐阜県(岐阜)

コロナ禍でなかなか家に立ち寄ることの無かった娘と2人で昼食を。娘の要望はイタリアン以外の何か(なんじゃそりゃ?)。行ったことの無い店で、しかも出来るだけ混み合いそうな店は避けたいナと調べてみる。引っ掛かったのが”洋風家庭料理”を謳う鵜沼の「キャセロール」。創業は平成5年(1993)だそう。鵜沼台という住宅団地の中にあり、もちろんこんな場所には入って来たことがない。訪問直前に一応電話を入れておいた。店前の駐車場に車を停め店内へ。店内もこじんまりとした町の喫茶店のような家庭的な雰囲気で、売り物の小物が置いてあったり、タペストリーが壁に掛けてある。テーブルは4つ程。ご高齢の夫婦でやっていらっしゃるようだ。先客は女性グループが1組。給仕の奥様にランチの「スペシャル・コース」をお願いした。

前菜はキッシュと野菜サラダ。サラダの手作りドレッシングが旨い。次はコンソメスープ。パセリを散らしたコンソメは綺麗に透き通って味わいも素晴らしい。シェフはしっかりとした仕事をする方なんだろうな。運ばれてきたパンは小さめの豆の入った食パン。何でも奥様が焼かれるそうで、最近食パンが流行っているからと初めて作ってみたそうだ。まだ温かいパンもしみじみと旨いが2人ともすぐに無くなってしまって追加が出来るのかどうか…(後から追加して下さった)。魚料理は(たしか)「せいごとアイナメのポワレ」。クリームソースで野菜のソテーが添えてある。皮の部分はしっかりとカリッとした食感を残し、ソースとの相性もばっちり。肉料理は「牛肉の煮込み」。脇にはソテーしたアスパラなどが添えてある。ソースは濃い茶色でワインがたっぷり使ってあるだろう風味と奥行きがあり(ソース・ヴァン・ルージュかな)、旨い。肉はナイフを入れるとほぐれるような感じだが、ちゃんと食感も残っている。これでワインをいただかないのは…(笑)。娘も美味しい美味しいとニコニコ顔。そんな娘に孫を見つめるような笑顔で親しく話しかけてくれる奥様。最後はデザートとコーヒーをいただいて了。こんな場所に素敵な店があったものだ。次は夜に来て、ワインを開けてみたいナ。(勘定は¥5,200)

 

洋風家庭料理 Casserole (キャセロール)

岐阜県各務原市新鵜沼台8-27

 

( 各務原 かかみがはら かがみはら 鵜沼 うぬま フランス料理 フレンチ フランス家庭料理 ランチ )

コメント
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