久しぶりに大須商店街を歩く。コロナ禍で外国人旅行者がほとんど居なくなったので、何か月か前に通った時には人通りも激減していたが、10月に入った途端に緩んだ感じ。外国人こそ少ないが日本人観光客と思しき人も多く、午前中から結構な人が歩いている。いつも店の前がごった返していて足が遠のいていた「鈴木商店」もコロナ前のような大混雑ではなくなっているものの、客足は戻っているよう。店先から覗くと席は空いていたので、少し腹に入れようかなと中に入って「お好み焼き・肉玉子」を注文する。値段は少し上がったかもしれないが、相変わらず安い。先に支払いを済ませて空いている席に向かおうとすると、もう「お好み焼き」が皿にのって出てきた。昼前とあって既に焼き置いてあったものがあったようだ。
皿を持って壁に向かったカウンター席へ。タイプとしては2つ折りの薄焼きで、鰹粉も青海苔もかかっておらず、生地にもソースは塗っていない。中はキャベツがたっぷりと入っていて厚みもある。生地が少し硬めなのは鉄板の上に置いてあったからだろうか。中身はソースで味付けがしてあるが薄めの味付け。卓上に用意してあるウスターソースをたらしながらいただく。もちろんビールも無いので本当におやつ代わりだが、持ち帰りにして銀紙で包んでもらったら、小さい頃に食べたもののように生地も蒸れてしっとりとするかな。ならば家でビールと一緒に…、次はそうしてみようっと。(勘定は¥320)
以前の記事はこちら
↓ 大須の本町通のアーケードに隠れている「河野綿店」(建築詳細不明)◇。漆喰壁に格子の入った窓の2階(こういうのも虫籠窓って呼んでいいのかな?)。綿店とあるから布団を扱っていただろうか。1階は店舗のため前面ガラス木戸で風格がある。
鈴木商店
愛知県名古屋市中区大須3-33-7
( 名古屋 なごや 大須 おおす すずきしょうてん 焼きそば やきそば お好み焼 おこのみやき おこのみ焼き たこ焼き たこやき 近代建築 )