三重県四日市市で、妻へのお土産を買いに寄ったのは富田にある和菓子の「清華堂」。実は近くの食堂で昼食を摂ろうと思ったら休みで、車を転回させる時に見かけた店だ。そもそもこの辺りが旧東海道だとは知らなかった。創業は大正14年(1925)だそうだ。その場で少しスマホを使って調べたら良さそうな品があったので、休業日の銀行の駐車場に少しだけ停めさせてもらい、店に入った。ガラスショーケースにはちょっと洋風なものも含めて様々な菓子が並んでいる。この後の予定がどうなるか分からなかったので、冷蔵品や日持ちのしないものは避け「あん玉」(箱入)という名物菓子を購入して持ち帰った。
妻に献上した「あん玉」を味見させてもらった。細長い箱に1列に並んで包まれた「あん玉」は5つ。商品名から想像出来るようにあんこがとても綺麗な小さい丸い玉になっている。照りのある皮と言うか玉を包んでいるのは波照間産の黒糖羊羹だそうだ。中は滑らかな口当たりのこし餡。甘さもしっかり。確かにこれなら日持ちするだろう。ほんのり香る黒糖がいい感じ。シンプルだけれど旨い。妻も気に入ったようでなにより。次は「鯨船最中」「鯨船どらやき」あたりを買ってみようかな(※この辺りには鯨船行事という伝統行事が残っているが、なぜ捕鯨をしていなかったこの地に残っているのかは謎なのだそう)。(勘定は¥560)
三重県四日市市富田3-1-7
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