岐阜高島屋の南にある中華料理の「北京」に再訪。店頭に掲げてある日替わりランチを横目に店内へ。その昭和然とした古体な店構えとは違って新しさも感じさせる料理に期待が高まる。この日選んで女将さんに告げたのは「Cランチ・エビ料理のランチ」。女将さんが厨房に向かって「エビランチ、イーガー!」。このランチには「えびマヨ」が入っているが、そういえば「海老マヨ」なんて料理名聞いたのって、まだ最近だよなァ(知らないだけで昔からあったのかな?)。クラシック音楽が流れ、天井のファンが回る落ち着いた雰囲気の中で料理を待つ。しっかり客も入っていて、女将さんとひとしゃべりするところを見ると相変わらず常連客が多いんだろう。
まず最初にサラダとスープが運ばれる。中華胡麻味とフレンチの2種類のドレッシングがあらかじめかかっている。添えてあるマヨネーズは要らないかな。スープは玉子と豆腐と野菜の入った優しい味。次は「えびプリプリ春巻」。絶品。海老の旨味を春巻の皮が完全包囲。これは旨い。そしてメインの「えびマヨ」。もちろんご飯と漬物(搾菜)も置かれている。相変わらず盛り付けが綺麗で、その辺の中華料理屋とは一線を画している。味はややマヨネーズが強すぎて自分の好みとは外れるが、プリッとした海老はいい。自分はマヨネーズを「反則食材」と位置付けていて(笑)、自宅でも自家製以外はあまり使わないようにしているし、外で食べる時もマヨネーズを使っている料理は避ける傾向にある。海老マヨってあまり食べたことがないので、みんなこんな感じなのかも。添えてある山芋には薄っすらと塩味が付いていていい塩梅。こういう細やかな調理と盛り付けが侮れない店だ。次はタンタン麺か、それとも陳麻婆豆腐か…悩むなァ。(勘定は¥1,100)
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※残念ながら2018年7月13日を以って閉店されました。
↓ 再開発が計画されているという高島屋南にある店の前の通り。4年後ぐらいをめどに35階建てのビルが建つ計画なんだとか。そうなると今ある店舗は…。
↓ 三番町にある古そうな建物(一般住宅)。所々に妓楼の雰囲気が残っている。昔はこういう建物が軒を連ねていていい雰囲気だったんだろうが、今は虫喰い状態。
岐阜県岐阜市神室町2-23
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