ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ミツバチ食堂 @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2018年06月22日 | 岐阜県(岐阜)

何か呑んで帰ろうかなァと思っていた日曜日の夜。岐阜市の柳ヶ瀬商店街は軒並みシャッターが閉まっていてあまり選択肢は多くない。女性に人気の「ミツバチ食堂」の前を通ったら、店先の看板に「アルコールドリンク250種以上・おつまみ各種・お酒の飲める食堂」という魅力的な文言が躍っていた。へェー、そんな店だったのか。しかも営業は23時まで。昼間は女性客やカップルばかりでオッサンが1人で入るような雰囲気ではないので、そのうち嫁ととは思っていたがまだ実現していない。幸い外から見ると店の中は空いていたし男性客も居たので思い切って店内へ。テーブル席に腰掛けてメニューを眺める。「おつまみプレート」があって、オムレツ、パテ、レバームース、レンズ豆などの記述があったので、それに合わせてグラスワインを注文。

グラスワインは「マス・ド・ジャニーニ(Mas De Janiny)」(仏)の赤。こちらの店らしくオーガニックなワイン。ビオ特有の渋みや青っぽい香りと若々しい清涼感があって、なかなか旨い。「おつまみプレート」が秀逸。上記のつまみにサラダとパン2切れが付く。これがあると他の品を頼まずに呑み過ぎちゃうゾ(笑)。すぐにグラスが空き、次はスペイン産ワイン(テンプラニーリョ、ラベル失念)に移行。食事は済ませていたのでこれ以上は食べられないなァと品書きを眺めていると「ぬか漬け盛り合わせ」というのがあった。これに小布施ワイナリーが出している希少な日本酒「ソガ・ペール・エ・フィス サケ・エロティック」(酵母、ヴィンテージ失念)を合わせる。ワイングラスで提供された。呑んでみたかったんだ、コレ。冷えているがしっかり香りが膨らみ、少し甘味も感じられる口当たり。「ぬか漬け」には珍しい赤カブやズッキーニも。もちろん日本酒と合うが、ご飯を頼みそうになるくらい旨かった(笑)。本当はビオだのナチュラルだのって拘り過ぎるのはあまり好みじゃないが、こんなに優秀な呑み屋に化けるとは。また夜に寄ってみようっと。(勘定は¥3,200程)

この後の記事はこちら

↑ 店の外壁のハニカム・タイルが素敵

 


 

↓ センサの廃ビル撤去後の夜はこんな風に。大通りと商店街の間に広がる広大な空き地に違和感(笑)。

 


 

季節豊穣 ミツバチ食堂

岐阜県岐阜市日ノ出町2-5

※令和5年11月末を以って閉店されました

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 やながせ 柳ヶ瀬商店街 ランチ 定食 昼飲み ビオワイン オーガニックワイン ソッガ ツバメヤ どら焼き わらび餅 閉店 廃業  )

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タンドゥール (2) @名古屋市中村区・名駅

2018年06月21日 | 名古屋(中村区・西区)

夕飯を食べてから家に帰ろうとしたある日、駅からあまり遠くまで歩きたくないナ、と地下街へ降りてカレーの「タンドゥール」へ。コの字カウンターに先客は若い女性2人。給仕は前回とは違う(たぶん)おばちゃん1人。女の子がダイエット話をしているとおばちゃんが「これは美容食やでね」と相槌していた。迷うことのない唯一のメニュー「インドカレーとご飯」をまた”辛口”でお願いする。その場で小鍋で香辛料と混ぜ合わせて辛さを調節している様子。しばらくして楕円の大きなステンレス皿にご飯が、そしてカレーがグレービーボートになみなみと入れられて渡された。

なかなかの盛りのご飯。カレーをスプーンですくいご飯の上にのせていただく。カレーはこちら特有の玉ねぎがシャクシャクとした口当たりで、辛さはしっかありあるもののすっきりとしている。今でこそ南インドだ何だと選択肢は多いが、昔からこれってかなり個性的。他の具材はカレーに溶け込んでいて分からない。ご飯の硬めの炊き加減といい、カレーとのバランスといい、相変わらず文句なしに旨い。赤い福神漬を挟みながら掻き込んでいく。次こそ激辛で頼んでみようかな。あっという間に食べ終えたので、おばちゃんが「早いねー!」と。ハイ、よく言われます…。(勘定は¥750)

以前の記事はこちら

タンドゥール

愛知県名古屋市中村区名駅4-9-10 ミヤコ地下街

 

( 名古屋 なごや 名駅 めいえき 名古屋駅 なごや駅 タンドウール インドカレー カレー カレーライス エスニック料理 都地下街 )

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ZZ Top : A Tribute From Friends / Various Artists

2018年06月20日 | クラシック・ロック

ZZ Top : A Tribute From Friends / Various Artists (2011)

2011年に発売されたZZトップ(ZZ Top)のトリビュート・アルバム。エアロスミス(Aerosmith)のスティーヴン・タイラー(Steven Tyler)が参加していると知って購入した。エグゼクティヴ・プロデューサーにZZトップのメンバーが名を連ねているし、ビリー・ギボンズ(Billy Gibbons)は08と11に参加しているので、しっかりとバンド公認で出された盤のようだ(そのくせ存在を全然知らなかったが)。

スティーヴンが参加しているのは01で、バンド名は「The M.O.B.」。パーマネントなバンドではないが、スティーヴン以外のメンバーが、フリートウッド・マック(Fleetwood Mac)のMick FleetwoodとJohn McVieという大ベテラン、それに 若手のJohnny Langという意外な面子。どうしてこの面子が集ったのか知らないが、いきなりのスティーヴン節でなかなかハマっている。他にも主にハード・ロック系のなかなか豪華なバンドが参加していて(09のワイクリフ・ジョンのみヒップホップ)、もちろんハードな音作りにはなっているが、ZZトップの問答無用の名曲群をあまりいじくらず、素直なカヴァーを披露している。

01 The M.O.B. (feat.Steven Tyler, Mick Fleetwood, John McVie, Johnny Lang) - Sharp Dressed Man
02 Filter - Gimme All Your Lovin'  
03 Grace Potter & The Nocturnals - Tush 
04 Nickelback - Legs
05 Wolfmother - Cheap Sunglasses 
06 Duff McKagan's Loaded - Got Me Under Pressure
07 Coheed & Cambria - Beer Drinkers And Hell Raisers
08 Mastodon - Just Got Paid
09 Wyclef Jean - Rough Boy
10 Daughtry - Waitin' For The Bus / Jesus Just Left Chicago
11 Jamey Johnson - La Grange

オークションにて購入(¥468)

  • CD (2011/10/11)
  • Disc : 1
  • Format: CD, Import
  • Label : Show Dog Nashville
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カネ吉山本 @滋賀県近江八幡市

2018年06月20日 | 滋賀県(老舗)

滋賀県近江八幡市を歩いて散策。駅から近代建築の多い八幡堀方面へ行く途中で大きな精肉店兼レストランの「カネ吉山本本店」(創業明治29年・1896)があったので覗いてみた。”近江牛”の幟旗が立つ店の中に入るとずらりと精肉が並んでいる。店員の数も多く、端に作ってある揚げ物部門のカウンターの中にも大勢の店員が。儲かってるなァ。その場で揚げてくれるということなので、「カネ吉コロッケ」と「昔ながらのハムカツ」をひとつづつお願いした。さすが有名店、待っている間にもひっきりなしに客が入ってくる。

揚げたてを袋に入れてもらい店を出る。近くに公園らしき所があるかどうか知らないので、行儀が悪いが歩きながらいただいた。四角形の「ハムカツ」は熱々だけあってまだふわっとした食感。それがどんなハムであろうが旨いに決まっている(笑)。ビールが欲しい…(コンビニがあったけど流石にそれはやりませんでした…)。店名を冠した「コロッケ」はやや小さめの大きさで甘め。衣の食感がザクザクでないのが昔を感じさせる。本当は2階のレストラン「ティファニー」で豪勢にランチといきたかったところだが、歩きなので早めに消化しないといけない予定がある…。次の機会に。(勘定はコロッケ¥70/個、ハムカツ¥91/個)

 


 

↓ 綺麗に塗り直され整備された「アンドリュース記念館(旧・アンドリュース記念近江八幡基督教青年<YMCA>会館)」(昭和10年・1935・建造)。ヴォーリズの設計で国の登録有形文化財に指定されている。

 

↓ 道を挟んだ向かいにある「近江八幡教会牧師館(旧・近江兄弟社地塩寮)」(昭和15年・1940・建造)。会社の独身男性寮だった建物だとか。ヴォーリズ建築事務所の西井一郎氏設計。和風に見えるが中はヴォーリズ建築らしい意匠だそうだ。

 

↓ 雰囲気はあるがこちら「近江八幡教会」(昭和58年・1983・建造 )は焼失した後にヴォーリズ建築事務所によって建てられた新しい建物。

 

↓ 慈恩寺町にある「ヴォーリズ記念館(一柳記念館)(旧・ウィリアム・メレル・ヴォーリズ邸)」(昭和6年・1931・建造)。残念ながら祝日は閉館日…。普通の住宅街にあり、総帥の宅とは思えないほどこじんまりとしている。

 

 

 


 

カネ吉山本 本店

滋賀県近江八幡市鷹飼町558

 

( 滋賀 しが 近江八幡 おうみはちまん かねよし かねよしやまもと ヤマモトフーズ 近江牛 近代建築 ヴォーリズ 近江兄弟社 近江ミッション )

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LA CARAPACE(ラ・カラパス) @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2018年06月19日 | 岐阜県(岐阜)

柳ヶ瀬の神田町通りで昼食の場所を探していた時に通りかかったフレンチの「ラ・カラパス」。店頭にランチ・メニューが出ていたので眺めていたら、無性にワインが呑みたくなり、ちょっと入ってみようという気になった。店はビルのテナントの半地下にあって、外からも店内の様子が見える。1人だったのでカウンター席を案内されるかなと思ったが、店内は先客がまだ1組だったので小さめのテーブル席をあてがわれた。ランチのコースはABCと別れていて、”フランス食堂”と名乗るだけあって値段もヴォリュームも抑えめ。Bの「前菜+メイン、パン」という軽そうなものがあったのでこれにして選べる内容は前菜を「テット・ド・フロマージュ(豚の耳、ほほ、舌のゼリー寄せ)」、メインを「お魚のパイ(白身のムースとカンパチ)」にした。すかさずテーブル・ワインの白(銘柄知らず)を所望。

すぐに給仕の女性がワインと小皿「そら豆のムース」を運んできた。メニューに無いこんなひと皿は嬉しいもの。それに2種類のパン(バゲット、カンパーニュ)が付く。前菜はごく小さいものかなと思っていたらしっかりとした量のあるものだった。ゼリーの中の各部位のゴリゴリとした食感が楽しい。風味も良く、しっかりと塩が効いて旨い。冷たいワインにもぴったり。ランチでこんな前菜をもってくるとはなかなか。メインのパイが登場。マッシュポテトの上に鎮座したパイにナイフを入れると中には切身も。クリーム・ソースの柔らかな味わいと香り、パイのサクッとした食感が楽しい。付け合わせの春菊やスナップエンドウなど野菜の扱いも秀逸。ワインをお代わりするか迷ったが昼だったので自重しておいた。ランチの内容も変わっていくようなのでまたぜひ伺いたいナ。(勘定は¥2,000)

※後から入ってきた家族客(若夫婦、幼児1、乳児1、親族2)、ざっくばらんな店だから小さい子や赤ちゃんを連れてくるのは一向に構わないと思うが、席でオムツ替えはいかがなものか…。隠れてやったつもりだろうがしっかり見えてるゾ(怒)。

この後の記事はこちら

フランス食堂 LA CARAPACE(ラ・カラパス)

岐阜県岐阜市神田町3-13

※令和5年1月を以って閉店されたそうです

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 やながせ 柳ヶ瀬商店街 ラカラパス フランス料理 ランチ フレンチ ワイン 閉店 廃業 )

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鶴岡屋第三支店 @岐阜県大垣市

2018年06月18日 | 岐阜県(西濃)

東大垣駅近くに残る全国でも希少な「ねじりまんぽ」を再度観察に。小さな駅にバイクを置いて歩いて近辺を散策。過去既に見ている場所だが、駅側から歩いていくとちょっと新鮮。ついでに揖斐川に架かる重要文化財「旧・揖斐川橋橋梁」まで行くとなぜか半分だけ再塗装されていた。

そこから昼飯にバイクで向かったのは静里町にある麺類食堂「鶴岡屋第三支店」。本店はもちろん久瀬川町だが、”第三”ということは第二もある。実は以前に第二支店も第四支店も現場まで行ったことがあるのだが(←ヒマか)、西大垣駅前の第二支店はすでに建物が無く、長松町の第四支店は閉店したようだった。こちら第三支店は本店よりもかなり大きい建物に見えるが、暖簾をくぐって中に入ると店舗部分はそう大きくない。本店に勝るとも劣らない人気ぶりでほぼ満席。その後も次々と客が入ってくる。テーブル席に腰掛け品書きを眺める。といってもやはり鶴岡屋といえば「かつ丼」。決め打ちで来ていたので「かつ丼」を注文。本店は”上”にすると目玉の玉子がのるが、こちらは品書きの写真にとじ玉子がのった写真が載っていたので本店と仕様が違うようだ。

注文してからあっという間に配膳される。丼ぶりの上にのったかつは3切れ。厚みはあまりなく脂身の少ない部位のよう。本店と同じ組み立てかどうかは分からないが”あのタレ”にどっぷりと浸かっている。ソース味とも醤油味とも言えないしっかりと濃くて甘酸っぱいタレ。旨いのだがタレが多めで、ご飯が軟らかめの炊き上がりということもあって、ややバランスが悪い。漬物と出汁感薄めの味噌汁を挟みながら平らげた。他の客を見ていると本店と違い「かつ丼」ばかりということもなかったので、次は違うものにしてみようかな。(勘定は¥850)

本店の記事はこちら

 


 

↓「甲大門西橋梁(こうだいもんにしきょうりょう)」(明治20年頃・1887・建造)。どうして”まんぽ”というのか知らないが、煉瓦がねじったように積まれているのが特徴。中に入ると不思議な感覚になる。これを明治時代の職人がひとつひとつ積んでいったかと思うと感慨深い。

 

 

 

↓ えらく桁の低い「乙大門西橋梁」(甲大門西橋梁と同時期の建造と思われる)。すぐ近くなのにこちらはねじられていない煉瓦拱渠(こうきょ)。線路に対して直角だからなのかな。

 

↓ 樽見鉄道樽見線の小さな「東大垣駅」近くにはJR東海道線が並走しており、ここから北へ分かれていく。1両編成の電車がのんびりと時間合わせ。

 

 ↓ 揖斐川に架かる国の重要文化財「旧・揖斐川橋橋梁」(明治19年・1886・建造)。歩行者と自転車専用の橋だが半分だけ茶色に塗り直されていた。予算の関係?権利の関係?

 

↓ 馬場町で見つけた雰囲気ある立派な門と日本家屋に隣接した洋館のある建物(建築詳細不明)。一般住宅だがすでに主は不在のようで荒れていた。

 

↓ 久しぶりに「三甲テキスタイル株式会社(旧・後藤毛織分工場)」(大正2年・1913・建造 )の横を通ったら隣に商業施設が出来ていて、駐車場から事務所棟がよく見えるようになっていた。

 

 

↓ 敷地内には道路際の倉庫(大正3年・1914・建造、写真上左)以外にも煉瓦造りの工場建物が。

 


 

 

静里 鶴岡屋 (鶴岡屋第三支店)

岐阜県大垣市静里町1133

 

( 大垣 おおがき 鶴岡屋 つるおかや 鶴岡屋支店 かつ丼 カツ丼 亜種 ソースかつ丼 たれかつ丼 麺類食堂 大衆食堂 近代建築 斜拱渠 しゃきょうきょ ねじりまんぽ )

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煉瓦亭 @岐阜県岐阜市

2018年06月17日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市若宮町のバー「煉瓦亭」へ。店は弥八地蔵の横にあるビルの1階にある。「SUNTORY JIGGER BAR」と謳っているのは系列か何かだろうか気になったので調べてみたら、サントリーが提案する業態で(サントリーの品しか置いていないという訳ではないようだ)、ジガーとは店のマークにも使われているカクテルで計量する時に使うカップ。”1923”と入っているのはウイスキーの山崎蒸留所の工事に着手した年号なのだとか(ちなみにサントリーの前身「壽屋」の創業は1921年)。すると店にあった”1978”という年号が店の開店した年だろうか。

バーらしからぬ広いアプローチから店に入ると、ダークウッドのシックな内装に暗めの照明でヴォーカル・ジャズが流れ、とても落ち着いた雰囲気…と言いたいところだったが、入った途端に後悔。テーブル席に8人の男女のグループが居て大騒ぎ中。見たところ40代で雰囲気から同窓会か何かの後っぽいが、賑やかにやりたいのなら居酒屋へ行けばいいのに…。気を取り直してカウンター席に座り、とりあえずの「ジントニック」を注文。バーテンダーは1人で、店内は結構広く、奥にもテーブル席が見えるので結構大変じゃないかな。先に件のグループ客が何か注文していたようで、それらが捌けてから「遅くなって申し訳ありません。」と「ジントニック」がコースターに置かれた。

2杯目はせっかくなので「白州の森香るハイボール」というものにしてみた。作り方を見ていると普通のハイボールとはそう変わらないが、ミントの葉が上に。緑がかった色の専用グラスで提供された。つまむものは種類が多くなく乾きものとチーズくらいだったので飲物だけで。家でもごくたまに白州や山崎を使ってハイボールを作る時があるが、普段は角やトリスを使うことの方が圧倒的に多いので、”安い口”になっているせいか、旨いのだがなんだかあまりピンとこない(笑)。テーブル席の喧騒がちっとも止みそうにないのでこの辺で。勘定をお願いしたらチャージが付いていない。こちらチャージ無料なのだとか。それは使い易そうだ。次は静かなことを祈って入ってみよう。(勘定は¥2,000程)

この後の記事はこちら (2

 

SUNTORY JIGGER BAR 煉瓦亭

岐阜県岐阜市若宮町5-3

 

( 岐阜 ぎふ バー BAR れんがてい オーセンティックバー ジガーバー ウイスキー カクテル サントリー 山崎 白州 サントリージガーバー )

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Wire / Wire

2018年06月16日 | パンク・ニューウェーヴ

Wire / Wire (2015)

2015年に発売されたワイヤー(Wire)の14番目のアルバム。タイトルはシンプルに「Wire」。2012年にバンドに加わったギターの若いマット・シムズ(Matt Simms)が初めて最初から最後まで制作に加わったアルバムだとのこと(こいつのロン毛だけは気に入らないが・笑)。ワイヤーの最近のアルバムは全て彼ら自身のレーベル「Pink Flag」から発売されている。メンバーが入れ替わっても彼らの創作意欲は衰えを見せず、このアルバムの後にもコンスタントに既に2枚制作されている。

ネット社会を揶揄した1曲目から相変わらずクールに始まり、じわじわと冷たい熱を上げていく。それまでのアルバムだと数曲はキャッチーな曲が挿入されているが、このアルバムは後半にアップテンポな曲もあるものの、全体としては似た感触の曲が続いていく。囁くような呟くようなコリン・ニューマン(Colin Newman)のヴォーカルで、多くを語らない詩的な表現は相変わらず。他のバンドなら”単調”と言われてしまうのかもしれないが、自分は彼らのこのクールさが堪らないほど好き。1人だけ若いマット・シムズがどれほど古参メンバーに影響を与えたのか分からないが、彼らの”色”は全くもって不動。アルバムは公式に公開されているのでこちらで聴けます。 

amazonにて購入(¥1,200)

  • CD (2015/4/21)
  • Disc : 1
  • Format: CD, Import
  • Label : Pink Flag
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紙平老舗 @滋賀県近江八幡市

2018年06月16日 | 滋賀県(老舗)

滋賀県近江八幡市を歩いて散策。本町の路地に店を構える和菓子の「紙平老舗」。屋号の通り前身は安土町で紙屋だったのだとか。天正13年(1585)の八幡開町とともにこちらに移り住んだというのだから凄い歴史だ。こちらで有名な菓子は「でっち羊羹」。江戸時代の後期頃から作られた菓子で、寒天の代わりに小麦粉を使ってあり「丁稚」の子どもでも安価に買えたことから命名されたとか、丁稚が奉公先から里帰りする際にお土産として買ったとかのいわれがあるらしい(※諸説あり)。店に入るとショーケースには上生菓子を始め色々な菓子が並んでいたが、歩いて散策している身には有難い小さい包みの「でっち羊羹」(1本)があったので購入した。

帰ってから包みを開ける。蒸してあるという羊羹は竹の皮に薄く伸ばして包んであり、その皮の縦に筋の入った跡や香りが羊羹に移っている。皿には移さず竹皮をそのまま器にしてカットしていただく。一般的な羊羹とは違いプルプルではなく、ややねっとりとした感じ。甘さ控えめで素朴な味だった。(勘定は¥310)

 


 

↓「白雲館(旧・八幡東学校)」(明治10年・1877・建造)。建造費の大半を八幡商人が賄ったのだとか。現在は観光案内所兼ギャラリーとなっていて、登録有形文化財に指定されている。

 

 

 

 

↓ 「近江八幡市立資料館(郷土資料館)(旧・近江八幡警察署)」(明治49年・1886・建造、昭和28年ヴォーリズ建築事務所により改築)。ゆっくり見る時間が取れず次回に持ち越し。

 

 ↓ すぐ向かいに建つ「旧・伴家住宅」(天保11年・1840・建造)。明治になって学校や役場として使われ、戦後は図書館としても使われたのだとか。

↓ 工事中だった重要文化財の「旧・西川家住宅」の向かいに建つ「西川庄六商店(旧・西川庄六邸)」(天明5年頃・1785・建造)。何しろこんな歴史ある町屋がザクザクある。

↓ 「扇四呉服店(旧・中村四郎兵衛邸)」(建築詳細不明)。上記の伴家(扇屋)に奉公していた主人が一字をもらい開店した現役の呉服店で現在9代目だとか。

 

 


 

 

御菓子司 紙平老舗

滋賀県近江八幡市本町3-37

 

( 滋賀 しが 近江八幡 おうみはちまん かみへい かみへいろうほ 和菓子 ようかん 丁稚羊羹 近代建築 ヴォーリズ 国重要文化財 国登録有形文化財 )

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カーリーバーガー @岐阜県可児市

2018年06月15日 | 岐阜県(中濃)

最近流行りのハンバーガー専門店。巷ではこういう店で提供されるハンバーガーを”グルメバーガー”と呼ぶらしい(←恥ずかし…)。岐阜県可児市にも新しく店が出来たと聞いたので日曜の仕事の途中で寄ってみた。番地を頼りに行ってみると、店はテナントに入っているのだが大通りからは見えないし、決して分かりやすい場所ではなかった。よくこんな所に店を、と思って駐車場から中に入ると…ほぼ満席の盛況。みんなよく知っているんだなァ。店員は2人の女性。カウンターに座ってメニューを眺め思案。普通初見の店ならメニュー筆頭の品か、店名を冠してある品を選ぶのだが、”ピーナッツバター””メープル”なんていうエキセントリックな具材が目に入ったので避け、「プレーンビーフバーガー」というシンプルなものにしてみた。100円プラスでポテトセットに出来ますという事だったのでそれも。飲み物はコーヒーが見当たらない…。自分はバーガー類の時にはコーヒーが好きなので結局水をもらう。

調理の間にも若い客が何組も入ってきた。わざわざ県外から来ている客も。アメリカン・ダイナー風の簡易内装の店内を眺めながら待っていると「プレーンビーフバーガー」が登場。くし切りのフライド・ポテトが付いている。バンズの表面は照りのある表面がサクッとしているタイプ。置いてあるバーガー袋(正式名称知らず)を取り出してハンバーガーを中に入れ、若干ギュッと潰しつつ、まずはそのまま大口を開けてほうばった。ある程度塩胡椒が効いているのかなと思いきや、ほとんど感じられないくらいプレーン(←当たり前か)。用意されているケチャップとマスタードを使いながら粗挽きでゴツゴツとした食感のパテを楽しむ。自分はこういう店ではついシンプルなものを頼んでしまいがちだが、やっぱりもう少しジャンクな味の品を頼まないと満足度は低くなってしまうかな。とその時、バーガー袋から溢れ出た肉汁がズボンに! やってしまった。まだ仕事があるのに…。(勘定は¥880)

 

CARLY BURGER (カーリーバーガー)

岐阜県可児市今渡9-9

 

( 可児 かに 今渡 いまわたり ハンバーガー グルメバーガー ダイナー ) 

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