変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

人工股関節 4

2007-09-07 14:18:21 | 人工股関節について

 私の傷跡 は 15㎝です。 

 私の 左脚 (術脚) の傷は、2年経った 今でも 時々 痛がゆくなります。
 傷は、測ったら15㎝ありました。
  私のは、半円 に 切ってあります。  先生によって、半円と真っ直ぐ の2種類の 皮膚切開 が多いようです。
 半円の切り口の先 5㎝は赤い傷後が、 白く薄くなりました。

 
ずいぶん前のある新聞や雑誌に 掲載されていました。
『M I S』 新しい人工股関節の 手術法 について ご紹介します。

 年とともに増える関節の悩み、高齢者を中心に 年間約3万人 が 人工股関節わ入れる 手術を受けているが、傷跡が小さく 入院日数も少なくて済む 新しい手術があることはあまり知られていない。(記事より)

 今は たいがいの方は、何となく 聞いた、知っている のでは。
まずビックリしたのは 年間3万人 も 手術をしていたんだー ! ! !

 従来の手術方法は、 太ももに 縦15~20㎝ 、 私の様に 半円15㎝
の切開が必要で 入院する期間も約30~50日 (それでも大分短くなった。 昔は 3ヶ月、5ヶ月なんて 長かったように 聞いています。)

 しかし、1990年に入って アメリカで登場した。
M I S法 は 切開部分が、6~9㎝ ですみ、 患者への負担が軽い 
「極小侵襲手術」 英語の頭文字から、 M I S法 と言われています。
 日本でも その手術のトレーニングを受けた 医師が少しずつ出てきた。
 特殊な器具を使い、股関節周囲の筋肉や神経を、 ほとんど傷つけずに 人工股関節を入れる。 同じM I S法でも ここ1、2年は さらに
筋肉などを傷めない方法が、開発されている。
 これまで、100例を超えるM I S法の手術を 行ったある医師は、
「大きく切開する従来の方法だと 術後の入院期間が長く、仕事に支障の出る人もいたが、 M I S法だと 術後10日ほどで 退院できる。
医療費も安くすむ。」

 入院期間も医療費も 短く 安い かも 知れませんが、 では 
リハビリは? 
 M I S法で 手術をして 4ヶ月経った方に 先日 お会いしました。
その方は、「入院期間が短くて 家のものに 迷惑を掛けたくなかったので 良かった。」
 と 言って おられましたが、両杖で 椅子に腰掛けるのも そこから
立つのも 歩き方も 大変そうでした。

 かと 思えば、 ある 会報には、
その方は、同じ M I Sの手術でも 54日入院して、脚長差 3㎝あった
脚を伸ばしてもらい、両脚がそろい はじめて普通の靴が 高さを調節することなく、はけた。  今までは 片脚が 爪先立ちのように 歩いていたから。 バランスが悪く、 くずれた歩き方をPTの先生に 教えてもらったが なかなか難しい。 と 書いています。

 だから 私は ? ? ? 個人差があるんだー なー 
と つくづく 思いました。  

 M I S法の普及には、医師向けのワークショップ が必要だが、 国内では 実験に使える 献体がなく、普及は遅い。 

 そういえば 私の主治医は 年間 何回も アメリカへ行っているようです。
 献体で 手術の練習を 沢山していると そういえば うわさ になっていました。

 一概に 比べられないですね。
私たち 患者も 勉強が 必要だ。 と 思うのは 私だけでしょうか?


 

 




コメント
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