私の傷跡 は 15㎝です。
私の 左脚 (術脚) の傷は、2年経った 今でも 時々 痛がゆくなります。
傷は、測ったら15㎝ありました。
私のは、半円 に 切ってあります。 先生によって、半円と真っ直ぐ の2種類の 皮膚切開 が多いようです。
半円の切り口の先 5㎝は赤い傷後が、 白く薄くなりました。
ずいぶん前のある新聞や雑誌に 掲載されていました。
『M I S』 新しい人工股関節の 手術法 について ご紹介します。
年とともに増える関節の悩み、高齢者を中心に 年間約3万人 が 人工股関節わ入れる 手術を受けているが、傷跡が小さく 入院日数も少なくて済む 新しい手術があることはあまり知られていない。(記事より)
今は たいがいの方は、何となく 聞いた、知っている のでは。
まずビックリしたのは 年間3万人 も 手術をしていたんだー ! ! !
従来の手術方法は、 太ももに 縦15~20㎝ 、 私の様に 半円15㎝
の切開が必要で 入院する期間も約30~50日 (それでも大分短くなった。 昔は 3ヶ月、5ヶ月なんて 長かったように 聞いています。)
しかし、1990年に入って アメリカで登場した。
M I S法 は 切開部分が、6~9㎝ ですみ、 患者への負担が軽い
「極小侵襲手術」 英語の頭文字から、 M I S法 と言われています。
日本でも その手術のトレーニングを受けた 医師が少しずつ出てきた。
特殊な器具を使い、股関節周囲の筋肉や神経を、 ほとんど傷つけずに 人工股関節を入れる。 同じM I S法でも ここ1、2年は さらに
筋肉などを傷めない方法が、開発されている。
これまで、100例を超えるM I S法の手術を 行ったある医師は、
「大きく切開する従来の方法だと 術後の入院期間が長く、仕事に支障の出る人もいたが、 M I S法だと 術後10日ほどで 退院できる。
医療費も安くすむ。」
入院期間も医療費も 短く 安い かも 知れませんが、 では
リハビリは?
M I S法で 手術をして 4ヶ月経った方に 先日 お会いしました。
その方は、「入院期間が短くて 家のものに 迷惑を掛けたくなかったので 良かった。」
と 言って おられましたが、両杖で 椅子に腰掛けるのも そこから
立つのも 歩き方も 大変そうでした。
かと 思えば、 ある 会報には、
その方は、同じ M I Sの手術でも 54日入院して、脚長差 3㎝あった
脚を伸ばしてもらい、両脚がそろい はじめて普通の靴が 高さを調節することなく、はけた。 今までは 片脚が 爪先立ちのように 歩いていたから。 バランスが悪く、 くずれた歩き方をPTの先生に 教えてもらったが なかなか難しい。 と 書いています。
だから 私は ? ? ? 個人差があるんだー なー
と つくづく 思いました。
M I S法の普及には、医師向けのワークショップ が必要だが、 国内では 実験に使える 献体がなく、普及は遅い。
そういえば 私の主治医は 年間 何回も アメリカへ行っているようです。
献体で 手術の練習を 沢山していると そういえば うわさ になっていました。
一概に 比べられないですね。
私たち 患者も 勉強が 必要だ。 と 思うのは 私だけでしょうか?