今日からお盆です。
家の周辺の道路が、非常に空いています。
すいすいすいすい、走りやすい。
昨日は、腰痛があるももの…
欲求不満(ストレス)のため、精神状態が悪く、主人や息子に
当たりだした自分が分かったので…
主人の仕事休みもあり、一番短時間で遊べる‘映画鑑賞’
へ行きました。
もちろん、叔母は留守番です。
叔母は、2~3時間なら、寝たきり状態(痛みのため)ですが、
トイレへ自力で行けますので大丈夫!
認知症でないので、会話が通じる、ということは 本当に
ありがたい。
母は会話にならなかったし、オムツだったし、トイレの使い方が
分からなくなった(認知症のため)から、1時間でも出かけられな
かった…
『HACHI』 を観ました。 秋田犬が可愛かった!
リチャード・ギアが渋くて・・・ ステキだった!
主人と二人で泣いた!泣いた!
ボロボロとザーザーと涙がでました。
さんざん泣いたら すっきりして、笑顔になりました。
気分転換、大切ですね!
今日は、前回の続きです。
ーお盆のおこりー
インドで行われた「自恣(じし)供養会」は、農耕儀礼の
「ピンダーの祭り」、つまり死者・祖霊の祀りと結びついていたと
いわれています。どうもこの祀りが先行しているようです。
日本の場合、年中行事は農耕儀礼を基本といています。
正月はお餅を供えますが、これは稲の収穫を感謝し、豊作を祈る
からです。
これに対し、お盆は麦の収穫祭に当たります。
ですから必ずうどんや素麺のような、麦粉で作った食べ物を供え
ます。
但馬(兵庫県の日本海側)の養父(やぶ)町では、昔は5、60㌢
ほどのうどんを仏壇の前に下げて供えていました。
稲と麦、二つの主食の収穫祭が、正月と盆の祀りとなったのです。
収穫祭には、必ず祖霊供養を行います。穀霊は祖霊だと考えられ
ています。
そのよい例が、天皇家の継承にみられます。
天皇になるには大嘗祭を行います。その時、新天皇は、歴代の
天皇を祀る祭壇に供えられた新穀をいただくことにより、その位に
即くといわれています。
沖縄には、海のかなたの祖先が、穀物を子孫に贈ってくださった
のだと信じ、春は海に向かって祭礼を行うところが多くあります。
古い時代には、正月も先祖祀り的性格が強かったと思われます。
平安時代初期に書かれた「日本霊異(りょうい)記」には、大晦日
の晩は先祖さまが訪れる時だといい、蜜室に篭り、これを祀る
行事が行われています。
鎌倉時代になりますと、「徒然草」の記述にも見られますように、
今日のようにめでたいものとなり、東北地方には先祖を祀る風習
が残っていると書かれています。
これは今日でも行われている「なまはげ」の行事ではないかと
思われます。あの藁製のみのを身につけた若者の来訪は、先祖
の姿だと考えられています。
このようにお盆は、僧侶が指導した盂蘭盆の影響と重なり、現在
でも先祖祀りの大切な時期として盛んに信仰されております。
お盆で帰省されている方たち、お体に足に、どうぞお気をつけて!
楽しいお盆休み、夏休みになりますように!
私もそれなりに たのしみま~す!