変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

先人たちの名語録

2009-12-23 16:28:04 | Weblog

 昨日の映画「のだめカンタービレ」は、パリとウィーンなどの美しい街並みと古い洋館の美しさ、クラシック音楽の胸に染入る心地よさ・・・
 ラブコメディーのおもしろさ・・・

 映画館は平日にかかわらず、満員でした。
客層も幅広く、子どもから大人まで・・・ 私たちは、おばさん2人組でしたが、若い男性2人組とかもいて・・・ ちょっとビックリでした!

 なかなかお勧めの映画でした。


 
 昨年の大河時代劇‘篤姫'以来、来年は‘坂本竜馬'と時代劇がブームのようです。
 今日 ラジオで言ってましたが、今から‘坂本竜馬'に関連した土地では、ブームを見越してイベント企画をしているようでした。
 不況の中、一発当たれば・・・ という思いは誰しも、ですね。



 今日は、「徳川家光」のお話です。なかなか、と思いました。


            [先人たちの名語録]
                          童門冬二

 徳川家光は三代目の将軍だ。かれは就任のときに、全国の外様大名を集めてこういった。
・祖父(家康)と父(秀忠)は、あなた方(外様大名)のご協力とご支持に よって将軍になることができた。
・その意味で祖父と父はあなた方に感謝し、参勤のときは江戸の入り口までみずから迎えに出た。
・しかし、私は今後これをおこなわない。なぜならば、わたしは生まれな
がらの将軍だからだ。
・もし、わたしのこのいい方に反感をおぼえ、反乱を起こす気のある方はどうぞすぐ国に戻って、合戦の準備をなされよ。
・この家光は、“合戦なんてしらないよ"という世代だが、そういう不届きものは必ず討伐に向かうのでそのつもりでおられよ。

 居並ぶ外様大名たちはびっくりした。眼と眼で、
(若造め、よくいうよ)と敵意を燃やした。このとき、
 
「いや、あっぱれ、あっぱれ、実に見事な三代目でござる」といって、日の丸の軍扇をバタバタさせながら家光に近寄っていったのが伊達政宗だった。政宗は振り返ると居並ぶ大名たちを睨みつけ、

「三代目のいまのお言葉をきいたか。もしも国に戻って反乱を起こすような不届きものがいたら、この伊達政宗が討伐軍の先頭に立つ。いいか?」

 片方の眼でグッと睨む政宗の勢いに圧倒されて、大名たちはなにもいわなかった。若い三代目にことごとくひれ伏したのである。

 家光は木が好きだった。江戸城の庭に、新しい木を植えては楽しんだ。諸大名が争って苗木を献上した。植木を扱う植木職人が苗木の多さに閉口し、とても全部は植えられないと判断して、なかで悪い苗木を取り除けた。家光はこれをみた。

「なぜその木を別にするのだ?」

「これはいい苗木ではございません。よい苗木だけを植えたいと思います」

「それは間違いだぞ」
家光は色をなして植木職人を睨んだ。そしてこういった。

「大名がくれた苗木は、どんな悪い木であろうとそのくれた者の志がこもっている。わたしが植えるのは単なる苗木ではない。大名たちの志なのだ。かれらの忠誠心なのだ」

 これには植木職人も降参してしまった。
「恐れ入りました。そこまで考えが至らず、どうかおゆるしください」
 そういって植木職人は悪い苗木も全部庭に植えた。






☆現在、民主党の小沢さんがこういった、総理の鳩山さんはどうだ、こうだとテレビでいってました。少しでも明るく・住みやすい国にしてほしい、と願う‘庶民の願い'が届きますように!
   

コメント
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