変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

厚型テレビとの別れ

2009-12-18 15:18:10 | 日常生活

 今日は、一段と冷え込み北風が身にしみる。
テレビをなにげに見ていたら・・・

 元F1レーサーの片山右京さんが、富士山で救助!
残る2名は遭難! 死亡か?!   

 マイナス20℃の世界・・・  

 舞踊を現役でやっていた時、後輩(年は同歳だが、ずっーと後からの芸暦なので後輩で弟子になる)のご主人が(お子さんがいなかったので共働き)山の好きな方で、K2で遭難して・・・ 遺体も出ていない。
 お墓には、現地の石が入っている・・・・

 そんな昔の話を思い出しました・・・・・・・



 先日、うちの息子が地デジ対応液晶テレビを購入しました。
ゲームをより鮮明な画像でやりたいから・・・  という理由で。
 今 彼は、プレステの新型でファイナルファンタジーの最新ゲームに夢中です。

 私はゲームが大嫌いです。
昔は、親子で百人一首だ、すごろくだ、トランプだ、ウノだ、人生ゲームだ、と言って家族や友達で遊びました。
 今の子どもは友達とゲームで遊んでいても、結局一人でテレビと対面して・・・ 子どもが小さいときどのくらいゲームのことで怒ったか・・・

 ぐちってもしかたがありませんが・・・・




 うちは、テレビ(厚型テレビが)4台ありました。
私は、古い人間なので壊れてもいないのに新しく購入するのは抵抗があります。

 確かに、液晶は画像が鮮明で綺麗です。

 でも、積極的に買い換えようとは思いません。
今日は、そんな私の思いもあって 新聞の投稿記事をご紹介します。



          「厚型テレビとの別れ」 
                菊地峰子  東京都府中市 主婦63歳

 買い物から戻ると部屋にデンと薄型液晶テレビ。夫が一週間ほど前、通信販売会社に何やら注文していたのは知っていた。
 ひと言のメッセージもないけれど、長年の仕事から解放された私へのプレゼントかもしれないと思った。

 しかし夜、一人の部屋でスイッチを入れない無機質なテレビと向き合っていると不覚にも涙が流れてきた。どこも傷んでいない、数時間前までこの部屋にあった厚型テレビ。結局たたき壊されてしまうのだろうか。外出中のことで別れも言えなかった。

 何より、録りためていたビデオをゆっくり眺め、2011年7月以降はラジオと読書の日々へ、と私なりの地デジ対抗策を描いていた。

 酔って帰ってきた夫は、思いがけない私の涙に慌てふためき、
「君のために買ったのに」。
 急激な世の流れ、その象徴のようなテレビとの別れに涙を流しているのは私だけなのだろうか。





☆涙が出るほどでは(まだ買い換えていなくアナログ3台あるから)ないにしても・・・ 昭和は遠く・・・ 平成から どこへ行こうと私たちはしているのだろうか? とふっと思いました。



 

コメント
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