変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

ケチ子さん

2009-12-04 15:53:06 | Weblog

 昨日から14日まで、叔母をショートスティへ頼みました。

 少し寂しい気持ちになりました。

 が、叔母を気にかけなくてよい・・・ ということは
心が休まります。
 今日は朝から大掃除を主人としました。
出来るときにしないと・・・またいつ出来なくなるとも限りませんから・・・


 明日から 主人と(一年に一度の関西へのお参りと名古屋の義姉のところで、兄弟が集まり亡き義母の)法事のため家を空けます。

 うちは、一人息子なので・・・
(私よりも主人が)息子のことが心配の様です。



 今年は、というより、毎年 デフレ デフレと騒いでいるように思うわれますが、年の暮れ 新年となれば 何かと物入りになります。

 私は巳年生まれなので(年がバレてしまいますが)
結構 お金(小銭ですが)には昔から困りません。
 だからというわけではありませんが、しまり屋です。
でも、ケチではありません! ここだけは強調します(笑い)



 
「ケチ子さん」? 「ケイ子さん」 いえいえ私ではないですよ。
記事を読んで、思わず のけぞってしまいました。


 
             「ケチ子さん」
                          西田小夜子(作家)

 八十近い彼女は陰で「ケチ子さん」と呼ばれていた。当人は金持ちだと自慢するが、並外れたケチンボだった。

 親類や友人のお祝い事で全員が
「現金で1万円にしよう」と決めても、ケチ子さんだけ
「私は心をこめて品物にするわ」と言う。亡夫が何かでもらった未使用の昔のネクタイを、箱だけ買い自分で包装する。
 子どもに贈られた入学祝のオルゴールも使わせず押入れにしまっておく。それを友人の新築祝いに回すのだった。

 このネクタイ1万5千円よ、みなさんは1万円で安上がりねえ、などと平然と言った。ケチ子さんが祝賀会の幹事になったことがある。
 古道具屋でナントカ先生作という、5万円の「めおと茶わん」を買ってきた。薄汚い古茶わんが5万円て本当か、とみんな不満だが仕方なく1万円ずつ払う。彼女は格式ある店で買うと領収書が出ないのよ、と言った。

 にわか雨に降られたときである。ケチ子さんだけ傘がない。
銀座の高級傘店に入り30分も品定めしたのに、買わなかった。
 入れてよと人の傘に入ってくる。500円の傘売ってなかったもんね、とみんなすぐわかった。

 食べたり飲んだりもケチる。喫茶店でケーキだけ食べて水を飲み、コーヒーは取らなかった。タクシー内で会費集めをしたときの話は今も語り草だ。5000円札を空中に投げて「あらそっちに落ちたわ」と紛失したことにして、払わなかったのだ。

 お札は素早く回収したらしい。お金があるのに「使えない病」のケチ子さんは、悪口にもめげず健康で堅実で毎日愉快に暮らしている。






☆「ドキ」っとした方は、いませんよね!(笑い)
                        

コメント
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