変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

渡辺さんのリハビリ日誌 3

2010-06-22 16:02:02 | 保存療法

 体調がすぐれません。
おもだるい… 無気力… ゴロゴロゴロ…
 おまけに、昨日夕飯の準備をしていた時、ぶっきっちょ!
だからなのか、目が見えないからなのか?
 左手の薬指をキャベツの千切りの時に… 
 深く不覚にも切りました。(おばんのシャレ)へへへへ。

 これが痛いのなんのって!
たかが薬指、されど薬指が痛い、結構不便。
 あーあー ため息!


 今日は『渡辺千賀子さんのリハビリ日誌』から続きです。
 
    {1996年4月13日} ~プールにて~
●ビート板を使わずにバタ足で100m泳ぐ。
 爪先立ちで20回(腰にえくぼをつくりながら)

●ストレッチ運動をする(プールの階段を椅子代わりに腰掛けて)
 ・伸展(内側広筋を意識)‥椅子に座って片足ずつ膝から下を
                まっすぐ前に伸ばす。
  ■力を入れるポイントを意識してゆっくり動かします。手で負荷
  の調整をします。

 
 ・屈曲(ハムストリングを意識)=ハムストリングとはモモの後ろ側
   ‥ジムでのレッグエクステンションとカールも同じ目的ですが
    水中の方が角度ごとに会わせた負荷をかけやすい利点が
    あります。
 
 『解説 阿部トレーナー』
 このストレッチ運動は、ハムストリングスのPNFで、関節可動域
よりも筋の可動域が狭い左足のハムストリングスを伸ばす目的が
あります。左足は特に股関節の伸展域では、可動性・筋力ともに
健常者よりも強いくらいの能力があるのですが、屈曲域では関節
の変形以上に筋の可動が制限されています。このため、左足荷重
の割合が極端に高く、歩行や椅子に腰掛けるといった動作が負担
となっています。このため左足の可動性を確保することと、変形の
進行の抑制を目的として行います。

   
      {4月17日}
①プール壁に掴まりながらのバタ足
・壁に掴まりながら軽くバタ足を16秒。次の5秒はより力を入れる。
 その後24秒休む。これを4回繰り返す。かなりきつい。
 『解説 安部トレーナー』
 正しくは16秒間スプリントキック(素早いキック)と24秒のインター
 バル(休憩)を組み合わせたものです。筋肉内に蓄えられたエネル
 ギーを消費するとともに(0~10秒間)、疲労物質を作りながらさらに
 運動を継続するトレーニングです。これには、そのエネルギーを生
 み出す能力、また蓄積した疲労物質を代謝する能力などの筋の質
 的な向上を目的とします。筋力を最も強く発揮できる関節角度は
 約120度前後です。

②プールをゆっくり歩く
・100mを2回
・上記①から②の動作は、ほどよく疲労を追い出す効果があると教
 えられる。これはすなわち、スローダウン、クールダウンの意味が
 あるという。
・このバタ足運動の結果、大腿直筋に硬直が残り、少々歩行困難の
 感あり。この数日寒さが続いたためか、あるいはリハビリのせいか
 腰の回りがビリビリと痛み、不安を感じる。


私もですが、梅雨時なので、なおさら体調にお気をつけて、
 みなさん頑張りましょうね!
  またまた続きます。

コメント
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