変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

女ひとり

2010-06-14 15:42:48 | Weblog

 今日は、一日雨模様。内の息子もう随分と咳が止まらない。
また、扁桃腺が腫れて高熱が出るのでは、と気が気ではない。
 昨年は扁桃腺で入院し、またこんな症状になったら、扁桃腺を
取った方がよい、と言われている。
 
 叔母がデイへ行ってくれたので、買い物に行き暫くぶりに、自分
のパジャマを買いました。値段はお手ごろな2980円。
パジャマで思い出すのは3年前のこと、4年前に同窓会をしそこで
意気投合した、男2人女3人(私を含め)5人で月に一度のペースで
お酒を飲んだり遊んでいました。旅行に行こうという話になり、
熱海へ一泊旅行に出かけました。その時に一人の女友達、パジャ
マの値段の話になり、私は3000円、貴女はと言うと

 「いくらだと思う?ブランドものよ。ほんとはパジャマじゃなくて、
外出着なのよ」と言います。「8000円くらい」と私 高めに言いまし
た。「80000円よ」と。自慢げにみんなの前で。 感じ悪い。
いやみな奴!私 80000円も出したものをパジャマに出来ない。
第一、働いていないから、80000円もお金がない。

 その彼女とは、こちらから、徐々に離れていきました。

 男友達2人とはボーイフレンドとして今も主人公認で付き合って
います。今年の4月に彼がいる仙台にきららのSさんと遊びに
行きました。 
 
 …そんなことを思いましたので、この記事をご紹介します。


 

          『女ひとり』  西田小夜子(作家)
 夫婦はいつかはひとりになる。夫を亡くして一年余り。佳代さんは
他人の何気ない言葉に傷つくことが増えた。
 近所の人と話していた時である。65の佳代さんは、ささやかな
楽しみを見つけて気丈に生きてるつもりだけど、たまには弱気に
なる。隣家の老夫婦のことをついグチってしまったのだ。庭木の
伸び放題で、佳代さんちの門の前に車を置く。

 「あそこは奇人変人だもの仕方ないわよ。私、あの夫婦とは
挨拶もしないのうちはお隣もいい人だし、困った時も主人が全部
解決してくれるわ。あなたは大変ねえ」
 この高い所から他人を見下ろす言い草はどうだろう。佳代さんは
「バカめ」と心中で思った。夫に守られ隣家とのトラブルもなく、安心
が生涯続くなんて事は絶対にない。
 
 男の庇護がなくなれば、女は凛とひとり生きるしかないのだ。奇人
変人とも何とか折り合いをつける。大工仕事もやれば、時には植木
職人や電気屋さんにもなる。
 さびしい心のすきまに親切そうな男が入り込んで、夢中になった
友達がいた。最後に彼女は、大切な老後資金を騙し取られてしま
ったのである。
 
 女の一人住まいに、暴力で押し入る不良老人の話もよく聞く。
「月5万円出すからめし作りと介護を頼めないか」などと、調子のいい
高齢男性だってたくさんいるのだ。
 おひとりさまにあこがれる女性は多いけれど、強い意志と覚悟が
いるのよ、と佳代さんは言いたかった。



私は、小さい時から末っ子の甘えんぼー。
 とても一人になった時のことが想像できない。
  お金もないし、大工さんにも植木屋さんにも電気屋さんにも…
 食事だってまともにご馳走を作れない。いつも親友にバカにされる
くらい何にも出来ない! どうしようー。
  考えるのは、やめた!   どうにかなるかも?
 そうなった時に考えよー。私はきりぎりす?派 かも。

コメント (4)
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