変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

空色電車

2012-07-24 14:59:43 | 日常生活

 夏休みになりました。
 小さな子どもが、身近にいないので… 
 うちのマンションも子どもは、いますが、あまり騒ぐお子さんがいないので…
 毎日静かでした。

 昨日、お昼を過ぎ…
 叔母の食事も終り、ひと段落したので、お買い物へ行こうと準備をしておりました。
 その前から、ドスン、ドスン、バン、バンと、何やら外で壁にボールを当てている音が響いていました。

 鍵をかけて、階下を見ると…
 小学低学年生と幼稚園くらいの男の子が、マンションの通路の壁に、ボールを当てて遊んでいました。

 思わず、
 「僕たち、ココは、ボール遊びをするところではないから、お外か公園で遊んでね!」
 と大声で注意しました。

 子供たちは、何も言わず、すぐやめました。

 私は、そのまま管理人さんのところへ、事情を話しに行きました。
 話して、しばらくすると…
 その子どもたち二人と、子どもの父親らしき人が、私たちの前を無視して(管理人さんも私もこんにちは、と
 挨拶したのに…)バツが悪そうに通り過ぎました。

 困ったもんだ!!
 と、おばさん(私のこと)は、思います。


 公共でのマナーを無視する大人がいるから、子どももなんとも思わなくなるし、下手をすれば
 注意した方が…
 とんでもなく、嫌な思いや…まれに殴られて酷い目に遭うから…
 注意することが、出来なくなる…


 困ったもんだ!!!

 何んて思っていた矢先に、とてもよい投書の記事がありました、のでご紹介します。




            『空色電車』    石井 伸枝(53歳)

   電車に幼稚園くらいの男の子を連れたお母さんが乗ってきた。
   あいにく空席は一つだけ。

   お母さんはためらいもなく、自分から、そこに腰を下ろした。
   子どもは、自分が座りたかったのに、とふてくれっ面で訴える。

   お母さんは「お膝に座って」と男の子を抱っこ。
   男の子は「なんで、ボクはイスに座れないの?」 と不満顔。

   「イスは、電車賃を払った人が優先よ」
   「じゃあ、小学生になったらすわっていいの?」

   「そうね。でも、まだ大人の半分の料金だから、おしり半分ね」
   「もう半分は、ママのお膝でいいんだね」

   車両の中に、ひらひらと笑い声がひろがり、空色に染まった電車は、
   梅雨空の下を走り抜ける。



  
   昔は、子供たちは、みな、電車の中で立たされていました。

       いつから、子供たちも我先にと、イスに座るように、あるいは、親が立って子どもが
       座るように、なってしまったのでしょうか?

       少子化対策の子どもを優先、の意味が違うと思うのですが…ね。
       こういう、お母さんを探すのに、一苦労の時代になりました。
       みんなが、こういう考え方にまた、戻るように努力すれば、
      (シルバーシートは、)本来の 何処でも、お年寄り、足の悪い方(私たちも含め)、妊婦さん
      乳幼児を連れた方などなど、席を譲るマナーがあれば…
 
       シルバーシートは、いらないのにね。


      夏休みです、子供たちが事故や犯罪に巻き込まれないように、(ぜひ、地域の防犯に協力して)
      私たち、おばさんの鋭い目で、子どもたちをしつけながら、助けていきましょうー!!



               『変形性股関節症に負けないでね!』

 

コメント
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