天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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NHK/囲碁フォーカス「坂田栄男にまつわる囲碁名言集」

2013-06-19 21:45:13 | テレビ番組

特集 「坂田栄男にまつわる囲碁名言集」(6/16放送)
今も囲碁ファンに高い人気を誇る坂田栄男(1920~2010)。二十三世本因坊の資格ほか、7タイトル制覇、タイトル獲得64回など数々の記録を持つ。坂田にまつわる名言を通してその偉大さを浮き彫りにする。
   (NHK番組案内より抜粋)

   ◇   ◇

「第6期本因坊戦(昭和26年)/橋本宇太郎・本因坊 対 坂田栄男・七段」戦。
橋本は1勝3敗と追い詰められた第5局で「首を洗って来ました」と記者にコメントを残し、心機一転その後3連勝して防衛、本因坊位を関西棋院に保持した。
「首を洗って来ました」という台詞は平凡のようですが日本棋院と関西棋院の雌雄を決する対決で、その時代の一大イベントということで有名になったのでしょうね。

坂田が名人本因坊となったのは43歳の時であり、名人戦で23歳の林海峰八段の挑戦を受けた第4期旧名人戦(昭和40年)。「20代の名人などあり得ない」と語ったが、2勝4敗で名人を奪われた。
この頃の20代は、修業時代という感覚だったのでしょうね。新聞で大きく取り上げられたのを覚えています。
現在、井山5冠をはじめ20代のタイトル・ホルダーは当然の時代となっています。「芸」というイメージが変化したのでしょうか・・・

同世代の山部俊郎が「坂田は遠くなりにけり」と語ったのも有名でしたね。

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