こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

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広島原爆忌。黙祷の1分間に考えたこと

2014年08月06日 | 日々思うこと、考えること

1945年8月6日、朝8時15分。それまで、無傷に残されていた広島の街に原爆が投下された。

1分の後には猛烈な熱線と爆風そして放射能が街を覆った。そして、街は一瞬にして廃墟と化した。

広島原爆忌のテレビ放送を見ながら1分間黙祷した。黙祷の1分間というのは、いつも何を考えればいいのかわからなかったのだけど、今朝、初めて、そのとき巻き込まれた人たちの思いに自分を重ねてみた。自分のすぐそばで原爆が炸裂してからの1分間。

私たちはあの、広島の街で69年前に起こったことを忘れてはならない。

人は、なぜ戦争をするのか。たった一人の人を殺すことは、事件でありあってはいけないことなのに、戦争で数千、数万人の人が殺されることは許されてしまう。

そして、広島、長崎。一瞬の、ほんの1分間で”効率よく”数万の人がこの地上から消し去られた。

核兵器は存在してはならない。

そして、戦争。

これほど愚かしいことは無いのに、今でも中東のガザ地区、ウクライナでは殺し合いが続けられている。私たちはかの地で起こっていることに対して傍観者でいることしかできていない。

 

集団的自衛権の問題にしても、私はよく理解できていない。誰の言うことが本当で、どの方向にこの国が向かっているのかわからない。それは、誰にもわからないことだけど、日本という国が平和を願う国であってほしいとだけは思うし、そのための国民の一人でありたいと思う。

 

戦争で命を失った人のご冥福をお祈りします
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