こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

怒ったら、怒っただけ、自分を失う。

2014年08月23日 | 生き方について考える

よく怒る人がいる。怒りっぽい人だ。

こういう人にはあまり近づきたくない。こういう人は人が近づいて来ないから、孤独になる。

さほど怒ることのない人でも、たまに怒ったりすると「あの人、実はこわいんだ。」ということになり、幾人かの人は去って行く。そして、少し寂しくなる。

こと人間に限っていえば他人は自分の一部だ。だから人に対して怒る、というのは自分の何かを失うことだ。

生きて行く上で、最も大切なのは人だ。

お金は大切だけど、結局は二の次だ。お金を持っていても、働いてくれる人がいなくては役に立たない。もしも抜けられない無人島に漂着したら、お金は役に立たない。流された人同士で怒らず仲良くやっていくしかない。

 

 

人を失いたくなければ、怒ってはいけない。

自分の意に添わないことをするから相手を怒る。いつの間にか、それには悪意が混じる。けれども怒られる方は怒られたくてしたことではない。わざとなんかしていない。

仕事でなんて、特にそうだろう。だから、怒らず、相手を受け入れる。

そうやって、怒りを抑える。

 

人間社会は複雑だから、何でもかんでも解決できるなんて思わない方がいい。まずは、目の前の人、周囲の人に対して怒らない。

そんなことから始めてみたら、人、すなわち自分の一部を失うことは無い。

嫌われたっていい、なんていうことを言う人がいるけれど、あれは真実ではない。

人は人がいてこそ人でいることができる。

だから、怒りに任せて人を失うようなことをしてはいけない。

 

 

我慢するのではなくて 
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