昨晩、というか今日(8月11日)未明の満月はスーパーフルムーン中のスーパーフルムーン、通常よりも16%大きく、30%明るいとのことだったらしい。
夜には台風11号の雨雲が通り過ぎるので、鎌倉からもこのスーパーフルムーンを見ることができるだろうと期待して夜半すぎに空を見上げたら、雲間から月明かりがこぼれるだけ。雨は止んでいたけれど、雲はまだ残っていた。(アウター)レインバンドの尻尾だろうか。
スーパーフルムーンを拝むのはあきらめて、仕事に備えて寝たのだが、うとうとしたところで妻に起こされた。
「お月様で、山が光っているわよ!」
窓越しに空をみると、雲はまだ残っていたがまん丸い月が見えた。
まだまだ台風の吹き返しの暴風が吹いていて、木々が大きく揺れていた。それでも、白く輝く丸く大きく美しい月が、鎌倉の山や町を明るく照らしていた。
世界中の人が、この月を一緒に見て、平和な思いを持ってくれたらどれほどいいだろうと思い、手をあわせた。
窓の内側から写真を撮ろうと思ったのだが、ガラス越しだと光が反射してピントが合わない。病理医の習性としてピンぼけ写真は許せない。結局、ベランダに出て月を写真に収めた。
満月は3時半頃だったらしいので、これはまだその少し前であるが、まあ私的には許容範囲内である。
台風一過とはいえ、西日本を通過したので結局まだ暑い。
だけど仕事への復帰初日にいいものを見ることができた。
今夜も明るい