病理と臨床、といっても、わが国における病理医のための唯一の和文雑誌のことではない。
敢えていえば、病理医の目と臨床医の目、といったところのことである。
ある研究を一緒にやっている臨床の先生がいる。大変優秀で、いろんなことを知っている。その研究分野であれば、病理学的なことにも大変造詣が深く、私なんかを研究チームは入れる必要があるのかと思うこともある。
だが、ディスカッションをすると、不肖コロ健が研究チームに加わらせてもらっている理由がわかる。
彼は私が彼とは違う目を持っていることを知っているのだ。
昨日今日の診断講習会、臨床医の参加も多かった。
病理サイドの主催なので、薬屋さんからの援助はない。受講生は当然のことながら、参加費交通費自腹である。これって、薬屋さんに論文を書かせるような医者があとを断たない日本ではすごいことだと思う。
それだけ、この講習会が価値あるものだといえるわけで、誇らしい気持ちにさえなる。
こういう臨床医たちの役に立つことのできる病理医になりたいとつくづく思う。
少しつかれました
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