こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

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よりよく生きるにはどうしたらいい?

太ってしまった(2)・・・これが生活習慣病

2017年06月16日 | スポーツ・健康・ダイエット

昨日のつづき)

新しい職場に異動し、通勤時間そのものはそれほど延びていなくて、それほど変化はないと自分に言い聞かせていたが、実際には”ウォーキング”という大切な時間を失っていた。

これまでで一番短かった時でも、朝晩にすれば34分、長い時には朝晩合わせて70分も歩いていた。ところが、今は合わせて10分にもならない。”駅近職場”などと言って喜んでいる場合ではない。

短期間での急激な体重変動は病気の兆候だけど、これでは病気でなくとも体重が増える。いや、これは肥満という立派な病気だ。

そして原因は、

運動不足

これが、そうか。これまでの人生で、少しずつ上がる体重を見てそのとことを少しずつ感じることはあったが、これほど短期間に、これほど如実に体重の変化として直面することはなかった。

あちらこちらの風景の写真を撮りながらだったので、ちんたら歩いているようだったけど、それでもずいぶん歩いていたということになる。

なんとなくおかしいとは思っていた。4月の中旬ごろに、早くも通勤が少々辛く感じられるようになっていた。新しい職場にこれといったストレスがあるわけでもないのにどうしたことかとその時は感じた。

でもそれは、急に歩かなくなったことを脳がおかしいと察知したからに違いない。それまで長らく続けてきた習慣が急に途切れた時には、こういうことが起こる。

気分転換になっていいだろうと、その頃にはスポーツジムにも入会した。すぐに体は反応したようで、体重は減少に転じた。

”おお、このまま行ってくれるか”と思っていたのだが、体重はすぐに増加に転じた。短期的にすぐ動員されるような脂肪が減っただけだったのだろう。

”おかしい”。そこで今回の通勤時間の分析に至った。そして、原因を突き止めることができた。

 

ジムに行くと行っても、週に1、2度。毎日通うのは難しい。

衝撃的な写真のテレビコマーシャルで話題となったダイエットプログラムを提供するジムがある。あれは、相当な効果があるだろうし、嘘は全くないに違いない。

ただし、期間限定。

プログラム期間中はしっかり痩せるだろう。トレーナーもついてくれている。3ヶ月もあれば、10kgぐらい簡単かもしれない。

でも、その期間がすぎて、元の生活に戻ったら、その体型を維持し続けるのは難しいだろう。

 

リバウンド

 

別に、本人が悪いわけでも、そのジムが悪いわけでもない。人生そんなものだ。元の生活に戻るのはとても簡単。

だから、”生活習慣病”。

運動不足を解消するには、生活習慣を改善することが何より必要だ。だから、私が毎日朝晩、30分ずつ歩くということを通勤時間内に組み込んでいたことは、体にとって、とても良い生活習慣の改善だった。8年前に、それこそ”背水の陣”で歩くことを自分に課したことは全く間違っていなかったのだ。

 

仕事や何かの用が入ったとき、ジムには行かない。ところが、通勤における徒歩だったら抜くわけにはいかない。

実はジムに行くのも最近億劫に感じ始めていた。このまま、やめてしまおうかとも思っていたのだけど、運動不足解消の代替案が見つからない状況では、飽きたからといって、おいそれとやめるわけにはいかない。少なくとも、週に1度は行っておきたい。

それにしても、今度ばかりは難しい局面に立たされている。それでも、あの時、思い浮かんだようなことがまた閃くことを期待しているのだが。

果たして解決策は

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