「せんせー、FAXがきてますよー。」
病理診断科の受付の方がA4の紙数枚を私に届けてくれた。
え?
なにこれ。
某学会での、講演依頼。一ヶ月ほど前に、司会の先生から頼まれて、オーケーの返事はいったけど、こんな連絡、今初めて聞いた。
抄録の締め切り、とっくに過ぎてる。
事務局の方は、すでに案内を出している、というけれど、そんなのどこかにあったかな?とはいえ、あれこれいっても何も始まらない。さっそく、抄録書きにとりかかった。
テーマは、最近自分でも「いい加減、焼き直しもどうよ?」と思えるようになってきたもの。
そろそろ、大幅改定をしないと、飽きられてしまいそうなので、話のポイントを変えてみることにした。モデレーターの先生からもそういったことを暗に言われていた。
となると、800字程度の抄録が3000字にも10000字にも見えてくる。今日明日においそれと書けるものでもない。急いては事を仕損ずる、ともいうではないか。
そうはいっても、書き出しは、これまでにどこかで書いた原稿の冒頭を持ってくる。
今回は、これにちょこちょこっと手を入れるのではなく、換骨奪胎、とまではいかなくても、別な話をするかのように書き直さなくてはいけない。
もちろん、実際の講演(10月)でも同様に内容を変えなくてはいけない。
切羽詰まって、ブログを書いている時間は無いはずなのだが、結局今日も書いてしまった。
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