こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

梅雨は英語でいうとrainy season

2017年06月01日 | 日々思うこと、考えること

6月は雨から始まった。昼前にはほぼやんだと思っていたが、場所によってはパラパラ降ったらしい。梅雨入りまではもう少しあるけど、6月はやっぱり雨の季節だ。

以前、外国人に梅雨を説明するということがあり、その時梅雨に対応する英語がないということを初めて知った。梅雨という字を知らない日本人はほとんどいないだろうし、それが梅の実と関係するであろうことも少し考えたらわかる。梅の実の熟す頃だから梅雨。道を歩いていると、青梅が落ちているようになった。この前、義理の母に梅酒用の瓶とお酒と氷砂糖をプレゼントした。

梅雨を英語で表すと、rainy season。これは日本語では”雨季”であって、梅雨ではない。雨季というと、より長期間雨の降り続ける季節というイメージがあり、なんとなく大雑把だ。日本語には季節を事細かに表す言葉があって、とてもうれしい。

つい先日、新緑を楽しんでいたと思っていたら、いつのまにか木々の葉はおい繁り、梅雨を迎え丈もグッと伸びる。遠くの山の輪郭がひとまわりもふた回りも大きくなる。季節のほんの一コマ一コマに気を配りながら日々を送っていると、時の流れに身を任せることができ、その流れのスピードはそれほど早いものではないことに気がつく。日々の仕事、家事、学業にかまけてばかりいると、時間の豊かな恵みを見失ってしまう。そうならないように、ほんの小さな緑にも、気を配って生活していきたい。

一緒にいた知人は"Tu-Yu!"と叫んでいた

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