梅雨の合間の晴れとの週末。とはいえ、いつも通りの時間に出勤。
すっきりと晴れた段葛を歩いて、駅まで行くのだけど、時間が気になりなかなか写真が撮れない。残念に思っていたら、電車の中からの景色も美しい。
私のお気に入りの、北鎌倉大船駅間の大きなカーブの上から写真を撮った。
ここでは、上り線の線路が、下り線の線路をまたいで上を走るので、遠くまで見通せる。冬場なら、いつも富士山が見えるのだが、今日は残念ながら、霞んでいて、残念ながら見えなかった。
このカーブが終わると、すぐに大船観音が見えてくる。
ほぼ毎朝、お顔を見ているのだけど、お参りしたことはない。一度はお参りしたいのだけど、なかなか機会がない。
大船駅に入ってくるところで、多くの鉄道ファンがいた。朝早くから、ご苦労なことだ。今日は、どんな珍しいタイミングでどんな列車がやってくるのだろう?
仕事に向かう人。その人たちを運ぶ人。その列車の写真を撮る人。世の中はいろんな人がいて、土曜の朝も、明日の朝も、いろんなことをしている。
そんな風にして、日々過ぎて行く。少しずつ変わって行く風景を、10年後何かの機会に見直したら、「ああ、この景色、懐かしい!」なんていうことになるのだろう。
観音様はずっと同じでしょう