こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

"思い残すことなくやりたい仕事に時間を使う"

2017年12月20日 | 生き方について考える

昨日の朝日(結局、また読んでいる)の朝刊の”ReライフPROJECT”というコーナーの中のコラムで、作家の内館牧子さんが、こんなことを書かれていた。

『定年後は すてきな「終わった人」に』という題で、定年後の生き方について語ったあと、現役世代に向けて、”40、50代から「終わった人」になる前に何をしたらよいかと良く聞かれます。(人それぞれぞれ考え方はあると思いますが)私自身は、社会や会社から認められ、必要とされている間は、定年後のことは考えない方がいいと思っています。思い残すことなくやりたい仕事に時間を使うことが、終わった後に「成仏」できるコツかもしれません。”と結んでいる。なお、()内は私が入れた文章。心に深く染み入る一言で、コロ健、これは自分自身心に留めておきたくここに残した。

たしかに内館さんがおっしゃる通り、”人に必要とされるうち”、すなわち仕事を与えてもらっている間は、それに対して心を込めて頑張るしかないと思う。仕事があってありがたいとか、そういうことを考える必要はない。

終わることを考えるというのは、死んだ後のことを考えるのと同じであることのような気もする。仕事があるうちも、その後も連続しているものだし、常にそう考えていたら、仕事もその後の人生も楽しく、充実したものになるに違いない。結局のところ、生きることそのものを頑張るのが、人生を全うすることなのだ。

仕事に集中する

ブログランキング・にほんブログ村へ←いいね!のかわりに→