先月、スマホ依存症についての話を書いた時に思ったことがある(スマホでアタマはもうグッタリ2019年02月21日)。
スマホ依存症のチェック項目に”夜、布団の中でスマホをやっている(いじっているではないか?)”というのがあった。番組の終わりにあった「デジタルデトックス」の方法の一つに、”起きてすぐスマホをチェックしない”とあって、実際、寝床ではスマホをいじらないように努めているのだけどこれがなかなか難しい。
この、”スマホと一心同体”状態の最大の原因は、特に日本人の場合は、自然災害の多さがあることはいうまでもない。LINEは東日本大震災がきっかけとなって生まれた、”災害の申し子”あぷりだ。そこで、寝る時にスマホをどこに置いておくか、という問題が生じる。大地震、火山噴火、台風、集中豪雨、水害、その他もろもろの災害に対して、元来心配性の日本人にとってスマホによる連絡、情報収拾は不可欠のものだ。
ということで、夜寝る時にスマホをリビングに置いておく、などということはあり得ない。スマホは枕元、足元にはスリッパを置く、というのはいまや当たり前の備えだ。そして・・・、スマホが枕元にあったら、”明日の天気は?”と考えただけで、いじってしまう。そのせいで、寝る直前にブルーライトを目にして寝つきが悪くなり、夜中に目が覚めた時についでについ10分15分見てしまい、などとなってしまう。
まあ、そんなことを言っていると、しまいには体を壊してしまうから、強い意志を持って、枕元にあるスマホをいじらないように心がけたい。
などと考えながら、真面目に寝ようとしているところに、留学中の娘から妻のスマホにラインが入ってくると、私も起こされ結局二人そろって目が覚めてしまう、なんてことになる。
いよいよ桜だ