こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

コロの不調・・・1

2017年12月02日 | 犬との暮らし

マルチーズのコロは当年とって12才。来年は戌年ということで年犬。

でも、そのコロの調子が最近おかしい。

数年前に心臓病が指摘されていたのだけど、昨年クッシング症候群が加わって寄る年波には勝てないのかな?なんて心配しつつ、家族の一員ということで、病院通いをしている。

ところが、そのコロ。最近、とみに元気がない。コロは、さすがマルチーズだけのことはあって、気位が高い犬で、飼い主だからといって容赦せず、唸るし、時には噛みつく事もある。でも、最近そんなことがめっきり減ったのだ。

原因の一つはクッシング症候群のコントロールがうまくいっていないということがありそう。2週間ほど前に病院で調べてもらったら、お薬の量が上手にコントロールできていなかったようで、ホルモンバランスが逆方向のアジソン病のようになっていたようだった。お薬の量を変える事になった。

でも、3、4日前に抱っこしたら、すごく痩せていて驚いた。

妻も驚いて、病院に連れていったら、6.7キロあった体重が5.5キロに激減していたとのこと。貧血もあったとのことで精密検査となった。白血病だろうか。

 

精密検査の結果はまた後で

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気ぜわしそうに感じられる毎日だけど

2017年12月01日 | 日々思うこと、考えること

こういう時は気をつけなくてはいけない。

師走に入って、あれこれ忙しいからといってそれを言い訳にイライラするようなことがあってはいけない。

12月というと、1年を気持ちよく納めようという忘年会がいくつかあるというだけで、忙しくなるが、これに通常どおりの研究会だの何だのが挟まりこむ。冬のこの時期は小規模の学会、研究会が多い。話は逸れるけど、昔(私が参加するようになるずっと前)、薬屋さん持ちで宴会込みでやってもらっていたんじゃないかと思えるような研究会もあったりするが、そんなのは日をずらしてもらえないかと思ったりする。

病理学会が毎年集めている剖検データの提出も終わって、各病理医はほっと一安心だけど、仕事が減るわけではない。12月は年末年始休みと天皇誕生日があるので、意外と休みが多い。だから、手術の件数も増えるので、病理診断が必要な検体数も同じように増えるということになる。私の勤務先も、診断件数はすでに1万件を超えているが、今年はどこまでいくのだろう。それとは別に、病理学会の抄録締切もある。大抵の学会は春から初夏にかけて年次総会があるから演題を出そうという医者はどの科であっても結構忙しいということになる。

だからといって、忙しさにかまけて周りに当たるようなことはあってはならない。こういう時だからこそ、忙しいみんなのためにできることは何か?ということを探さないといけないのだ。

仕事で何かことを成す、ということは勝手気ままにやっていたら、案外できるかもしれないが、一人の天才に振りまわされて不幸になる多くの人がいてもいいのか、とも言える。多くの天才が世に出て、今の世界が築かれてきたのだけど、産業革命を経て核兵器が開発されその脅威に晒される今の世界が果たして真に幸せであるかなんて、誰にもわからない。

以前は、ブログの中で忙しいということを強調しているようなこともあって、読者の方に心配されることもあったけど、年をとったせいか今はどこか醒めて、気ぜわしそうにしているだけの私を横から見ている別の私がいる。多少成長したということなのかもしれない。それはそれでいいことなので、その、横から見ている別の私を大事に育てて、家庭や職場の空気が少しでも和やかなものになるように努めてみたいと思う。

まずは体調管理から

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