岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

【ここに故郷が】吉備の国(下)

2005-01-06 15:36:53 | 日本の仲間
吉備津というからには、ここは港だったのか。 境内には大きな灯台のような灯篭がある。 今では、海岸まで30kmはあるから、にわかに 信じれないが。 近くには、津島、伊島という地名も残っている。 貝塚もある。たぶん、間違いないだろう。 ならば、この吉備津彦神社は海から吉備国への 入口となる。 そんな開かれた入口と、内陸に入るここちよい 閉塞感がこの辺りに感じられる。 いよいよ吉備の国だという思い . . . 本文を読む

【ここに故郷が】吉備の国(上)

2005-01-06 15:30:34 | 日本の仲間
京都の近郊に住んでいながら、 懐かしさを感じるはところは、 京都ではない。残念です。 奈良市にいくと、ここは日本人の 故郷だと思う。 明日香に行くと、こここそ、故郷と 思う。 (大化の改新はみたよ) そして、ここしかない故郷を 中つ国の吉備に見出した。 吉備は古代の日本人が愛した国。 吉備を知らない人でも、明日香の 低い山並みに囲まれた心地よさは よくご存知だろう。 吉備にもそれがある。 明 . . . 本文を読む